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寒くなってくる冬の時期に気になるのが…「窓の結露」
- 毎年、冬になると結露がひどい
- サッシやカーテンまで水滴でびちゃびちゃ
- 結露のせいで窓枠やカーテンにカビが生えた
こんな経験はないでしょうか?
結露を放っておくと…
カビやダニの発生、アレルギーなどの健康被害、住宅の腐食など、様々なトラブルが起きてしまうので、早急に対処しましょう!
リフォーム
この記事では、ガラス屋の当店が、窓の結露防止対策をご紹介します。
結露を防ぐ方法を一覧にしてみました。それぞれの方法の詳細は、記事の中盤で解説しています。
窓の結露防止対策10選
窓の結露防止対策 | 難易度 |
---|---|
1.窓を開けて換気する | ★☆☆ |
2.暖房の設定温度を調整する | ★☆☆ |
3.加湿器の使用を控え、観葉植物を置かない | ★☆☆ |
4.窓周辺の空気を循環させる | ★☆☆ |
5.結露防止シート・フィルムを貼る | ★★☆ |
6.結露防止スプレーをかける | ★★☆ |
7.結露吸水テープを貼る | ★★☆ |
8.結露取りワイパーをかける | ★★☆ |
9.結露しづらい窓ガラスに交換する | ★★★ |
10.内窓を設置する | ★★★ |
まずは簡単にできる、窓の換気や暖房の温度調整からやってみると良いです。
マンションの場合は特に、湿度が高いことが原因で結露しやすいので効果的です。
賃貸の場合は原状復帰義務があり、窓ガラス交換・内窓リフォームは少々ハードルが高いかもしれませんので、結露防止シートや吸水テープ、結露取りワイパーなどグッズでの対策が手軽でしょう。
戸建住宅の場合は、長期的な目で見て1番コスパの良い、窓ガラス交換・内窓の設置がおすすめです!
新築したばかり…という場合は、結露防止シートやフィルムなどの結露防止対策グッズでも効果が期待できます。
結露対策グッズを試しているけど結露しています…どうしたらいいですか?
リフォーム
窓を冷やさないようにして、湿度を下げる対策を行いましょう。
窓を冷やさないようにするには「ガラスの交換」「内窓の設置」が1番効果的です。
湿度を下げるのは、一覧表の難易度★☆☆の対策が効果的です。
結露防止には
「ガラス交換」「内窓設置」
ひどい結露にお悩みの方で、本気で結露防止対策をしようとお考えなら、「ガラス交換」か「内窓の設置」をご検討ください。
正直なところ、結露防止対策グッズを購入した方が費用は安く済みます。
しかし!
結露防止の効果で比較すれば、圧倒的にガラス交換や内窓の設置がおすすめ!
その証拠に…結露しにくい窓ガラスである「真空ガラス スペーシア」は、外気温-26℃でも結露しません。
真空ガラススペーシアを組み込んだ内窓なら、より結露しにくく、防音効果も高くなります。
結露+騒音にお悩みの方に ピッタリです。
リフォーム
結露対策グッズだと、結露の発生自体を防ぐのは難しいので、結露の悩みから開放されたい、という方はぜひご検討ください。
結露しづらいガラスや内窓は、グレードによって価格や効果が異なります
結露しづらいガラス、内窓の詳細は、以下の記事をご覧ください。
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窓ガラスの専門家が選ぶ!おすすめの結露防止対策グッズ
結露の原因・発生のメカニズムを理解すれば、結露を防止するために何をすべきか?どんなグッズを選べばいいのか?見えてくるはずです。
結露とは、空気に含まれる水蒸気が、水滴となって物の表面に付着する現象。
窓の結露は、暖かい室内の空気に含まれる水蒸気が、冷たい窓によって冷やされ、水滴となることで発生します。
簡単に言えば、結露が発生する原因は室温と外気(窓周辺)の温度差が大きく、湿度が高いからです。
リフォーム
以下は、専門的な話になるので、詳しく知りたい方はご覧ください。
空気中に水蒸気を含める最大量(飽和水蒸気量)は決まっており、実際の水蒸気の量(湿度)が、最大量をオーバーすると水滴となり、結露が発生します。
温度・湿度が高いほど、水蒸気を含める最大量は大きく、温度・湿度が低いほど、水蒸気を含める最大量は小さいです。
つまり、温度・湿度が急激に変化すると、水蒸気を含める最大量の変化も大きく、結露が発生しやすくなります。
窓の結露で考えてみると、室温で暖かくなった空気が、冷たい窓に触れて急に冷やされると、水蒸気を含める最大量は急激に小さくなります。
これまでに含んでいた水蒸気は溢れ出てしまい、結露が発生するというわけです。
- 湿度が高い(空気中に水蒸気が多く含まれた)状態=結露しやすい
- 室温と外気(窓周辺)の温度差がある状態=結露しやすい
ということは…
- 窓を冷やさないようにする
- 湿度を下げる
これらが結露防止において重要なのです。
湿度を下げるには換気・空気の循環が効果的なので、結露防止対策グッズがなくてもできます。
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窓を冷やさないようにするには、真空ガラス交換や内窓リフォームが最も効果的ですが、断熱フィルムや結露防止シートで効果があるケースもございます。
結露防止対策グッズを選ぶ基準は「吸水性」「断熱性」
結露防止シートや吸水テープなど、様々な結露防止対策グッズがありますが、それぞれの目的は異なるので、お悩みに合わせて最適なグッズを選択しましょう。
「結露(水滴)の発生自体を防ぎたい」
そんなあなたは…
└【断熱性の高さ】で選ぼう
└結露防止シート(断熱シート)や結露防止フィルムがおすすめ!
「ひどい結露で垂れてくる水滴をなんとかしたい・カビ予防したい」
そんなあなたは…
└【吸水性の高さ】で選ぼう
└結露吸水テープやスプレー、結露取りワイパーがおすすめ!
リフォーム
結露テープは手軽にできる対策で人気ですが、水滴を吸い取るだけ。
水滴の発生自体を防ぐなら、断熱シートやフィルムの方が効果を期待できます。
※窓周辺の湿度が高い場合は、まず湿度対策を行いましょう。
選び方:断熱性の高さ
毎朝、結露(水滴)を拭き取るのが大変なので結露しないように対策したい!
このようなお悩みがあるなら、断熱性能を上げる「結露防止シート(断熱シート)」や「結露防止フィルム」を選びましょう。
結露の原因を思い出してみてください。
窓が冷えると、室内の空気との温度差が大きくなり、結露してしまうので、窓を冷やさないように、断熱して冷気をシャットアウトすれば良いのです。
結露防止シート・フィルムは魔法瓶のように保温する効果があり、窓から熱が出入りしにくいのです。
外の冷気が窓に伝わりにくいということは、窓の表面温度が下がらず、室内の暖かい温度との差がなくなります。
リフォーム
シート・フィルムは窓全体に貼るのでサイズを確認しましょう。
窓とぴったりのサイズなら、カットの手間がありません。
また、厚みがあるほど断熱効果が高いですが、透過性がなくなったり部屋が薄暗く見えてしまったりということもあるので、実際に窓に貼ったときの写真や画像・レビューを参考にして選びましょう。
選び方:吸水性の高さ
結露の水滴でカーテンが濡れるので、カビが生える前に水滴をなんとかしたいです。
この場合は、水滴を吸収する「結露吸水テープ」「結露防止スプレー」「結露取りワイパー」を選びましょう。
正直なところ、結露防止対策グッズで、完全に結露しないようにするのは非常に難しいです。
しかし、結露によって窓やサッシ、カーテンが濡れるというお悩みは、吸水性の高い結露防止対策グッズで解決できます。
水滴が垂れないように吸水して、カビを予防しましょう。
結露吸水テープは吸水量が多く、乾燥しやすいものを選びましょう。
なお、すりガラスや凹凸のあるガラスは接着しにくく、すぐ剥がれてしまう可能性があるので、対応しているかどうか、購入前に確認してください。
結露防止スプレーは撥水・吸水の2タイプがあります。
前者は撥水効果と表面張力の働きによって、水滴をつきにくくします。
後者は、スプレーすると薄い膜が張られ、それが水滴を吸収するという原理です。
実際に試した結果、撥水タイプの方が効果があったのでぜひお試しください。
スプレー後に拭き取るタイプより、スプレーするだけのタイプを選んだ方が楽です。
結露取りワイパーはハンドル部分が筒状になっており、ワイパーで窓を撫でていくと取った水滴が溜まっていきます。
ペットボトルを取り付けられるタイプなら水捨ての頻度が減りますが、重くなるので使い勝手は悪いかもしれません。
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最近はダイソーなどの100均にもあるので手軽に購入できますが、ワイパーのゴムの質によって滑りが悪いこともあるのでご注意ください。
おすすめの結露防止対策グッズ
ガラス屋のスタッフが、実際に家で試して効果があった商品をご紹介します。
結露防止シート・結露防止フィルム
12巻入送料込13,800円(税込)
1巻あたり1,233円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
実際に試したレビュー詳細はこちら
実際に試したレビュー詳細はこちら
結露吸水テープ
1,230円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、熱線吸収反射ガラス、有機ガラス |
サイズ | 幅3cm × 長さ10m |
材質 | 吸水性不織布、ポリエステルフィルム、アクリル系粘着剤 |
色 | シルバー、ブラック、ブロンズ、ホワイト |
貼り付け期間 | 6か月 |
実際に試したレビュー詳細はこちら
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垂れてきた水滴を吸い取るために、サッシや窓枠の下部分に貼ることがポイント!
結露防止スプレー
実際に試したレビュー詳細はこちら
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スプレーの効果は2週間~1か月程度です。
結露取りワイパー
実際に試したレビュー詳細はこちら
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下から上に向かって拭き取ると、サッシに水が溜まりにくくなります!
【結露防止フィルムを購入する前に】市販品よりメーカー品の方が断熱効果高い
結露防止フィルムを購入して自分で貼り付けようとしている方…お待ちください!!
どうせお金を払うなら市販品より、メーカー品を選んだ方が断熱効果が高いです。
リフォーム
プロ仕様のメーカー品なら、断熱効果が数値で見えるので安心です。
市販品の結露防止シートやフィルムも断熱効果が全くないわけではないのですが、その効果がどれくらいなのかは正直わからないですよね?
メーカー品は「熱貫流率」という断熱効果を示す数値が表記されています!
熱貫流率は数値が低いほど、断熱効果が高いです。
透明な普通のガラス(厚さ3mm)の熱貫流率は6.0程度ですが、メーカー品のガラスフィルムだと…
3MのLOW-E70は熱貫流率が4.6
SANGETSUの低放射エコリム70は熱貫流率が4.5
と、市販品より断熱効果が高いことがわかります。
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実際にどれくらい暖かさを保てるのか実験したデータもございます。
SANNGETUの低放射エコリム70を貼った場合、外気温6℃で、20℃の暖房をつけた室内は22℃でした。
結露防止フィルムを貼っていない方の窓は14.4℃まで下がっています。
このようにしっかりと効果が見えているので安心です。
リフォーム
結露防止フィルムの貼り付けもぜひお任せください。
当店ではフィルムの貼り付けも承ります。
プロに貼り付けを依頼した方が仕上がりが綺麗で、シワや気泡が入る、角から剥がれてくるという心配もなし!
貼り付け費用の目安や施工事例を見たい方は、以下の記事をご覧ください。
ただし、フィルムを貼ると熱割れしてしまうタイプの窓もあるので注意が必要です。
特に、網目状になっている網入りガラスや2枚のガラスが重なっている複層ガラスの場合は、熱割れの可能性が高いので注意してください。
また、フィルムを貼るくらいなら、真空ガラス交換や内窓リフォームをした方が、しっかり効果を実感いただけて良いのではないか、と当店は考えております。
私たちにご相談いただければ、既存窓の状態に応じて、どういった結露対策が適しているか、ご提案できます。
まずは以下から、お問い合わせくださいませ。
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窓の結露防止対策グッズを使用する上での注意点
結露防止対策グッズを1つでも使えば、結露を完全に防げると思っていませんか?
それは間違いです。
結露防止対策グッズだけで結露を防ぐことはできません。
結露吸水テープやスプレーなどは、水滴を吸収するだけで根本的な解決になっていません。
断熱フィルムや結露防止シートも、これで断熱性能が十分!というわけではないのです。
定期的な交換が必要
リフォーム
結露防止対策グッズは手軽に購入できる反面、デメリットもあります。
結露防止対策グッズのデメリットは、「効果が長期間持続せず、定期的な交換が必要」であることです。
結露防止テープは吸水できる量に限界があり、吸い取った水分を蒸発させるので乾燥するまでに時間がかかります。
水分を吸い取りきれず溢れてくることも考えられるでしょう。
定期的に交換しなければ水分が蒸発せずにカビが繁殖し、カーテンや木枠にまでカビが生えてしまうかもしれません。
結露防止スプレーの場合だと、効果が持続するのは2週間~1か月です。
20倍に薄めた食器用洗剤で窓を拭いてコーティングする方法もありますが、これはもっと効果の持続期間が短く約1週間程度です。
リフォーム
こまめに塗り替えなければならず結局手間になりますよね…
プチプチのような断熱シートはワンシーズン限りであることが多く、シートの間やフィルムの継ぎ目がカビてしまったという失敗もよく聞きます。
断熱フィルムは、しっかりとしたメーカー品なら耐久年数が5〜7年ほどですが、貼り付けが甘いとすぐ剥がれてきたりシワが入ったりして本来の効果を発揮できない恐れがあります。
リフォーム
テープ、シート、フィルムは剥がしたときに糊や跡が残ってしまうことも…
結露防止対策グッズを使用する場合は、このようなデメリットがあることを覚えておきましょう。
確実に効果を得たい!効果が長持ちする方法がいい!と思った方は、ぜひ窓ガラス交換や内窓の設置をご検討くださいませ。
窓の結露防止対策グッズを使わず!今すぐできる結露対策
ここで思い出していただきたいのですが、結露の原因は
- 室温と外気(窓周辺)の温度差が大きい
- 湿度が高い
からでしたよね?
結露防止対策グッズの結露防止シート(断熱シート)・フィルムは、室温と外気(窓周辺)の温度差をなくすことを目的とするので、1つ目の原因に対してある程度の効果を発揮します。
では、2つ目の原因に対しては何をすべきでしょうか?
…先ほどお伝えした通り、湿度を下げるには換気・空気の循環が効果的なので結露防止対策グッズを使わなくても対策できるのです!
リフォーム
どのように換気・空気の循環を行えばいいのか?次の見出しで紹介します。
結露を防止するには、水滴の元となる「室内の湿度」もコントロールしよう
湿度が上がるということは、結露の元となる水蒸気が増えますね。
水蒸気が増えすぎると、空気に含める水蒸気の最大量を超えてしまうので結露します。
そのため、室内の湿度は40~60%に保ってください。
湿度60%以上は、どんな対策をしても結露しやすい環境です。
以下の方法で室内の湿度を調整しましょう。
・こまめに窓を開けて室内の換気をする
└1回10分程度でOK
└窓は2か所開けて空気を通す
└料理中、入力中、就寝前の換気も◯
・扇風機やサーキュレーターで窓周辺の空気を循環させる
└天井の暖かい空気も循環され、暖房効率UP
・暖房の設定温度を調整する
└18℃~23℃くらいだと冬でも快適
・加湿器の使用を控える
└一晩中付けたままにしない
└弱めのモードにする
└窓際に置かないのが◯
・観葉植物を置かない
└観葉植物からも水蒸気が出るので窓際に置かない
・部屋干ししない
└部屋干しするなら浴室乾燥機がある浴室が効率的
・日中はカーテンを開ける
└スクリーンやハニカムシェードも開けるのが望ましい
これらの対策なら、特別な道具を使わずにすぐできますね。
より効率よく湿度を下げるなら、窓下ヒーターや除湿器があると良いです。
リフォーム
除湿器を使う場合は、デシカント方式を選びましょう。
除湿器は、高温時の除湿に適したコンプレッサー方式と、低温時の除湿に適したデシカント方式の2パターンがあります。
冬の結露対策には、デシカント方式が適しているのでそちらを選んでください。
また、今お使いの暖房機器が、石油ストーブ・ガスファンヒーターの場合は結露しやすいので要注意です。
石油ストーブ・ガスファンヒーターは燃料を燃やす際、水蒸気を発生するので特質があります。
できれば電気ストーブやオイルヒーター、エアコンを使うことをおすすめします。
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他にホットカーペットを使う手もありますが、フローリングが結露する恐れがあるので断熱マットを下敷きにしましょう。
窓の結露防止対策に1番効果的な方法は「ガラスの交換」「内窓の設置」
ここまでに紹介した結露を防止する方法ですが…
室温と外気(窓周辺)の温度差をなくす
→結露対策グッズ(結露防止シート・フィルムなど)
湿度を下げる
→部屋の換気、空気の循環・除湿など
- 効果が長期間持続しない
- 複数の対策を組み合わせないといけない
- 定期的に交換しないとカビが生える
結露防止対策グッズには、こうしたデメリットがあり、せっかく対策したのに結露した、という方は少なくないはずです。
根本的に結露をどうにかしたい!そうお考えなら…
- 窓ガラスの交換
- 内窓の設置
窓の結露に1番効果的な方法をご検討ください。
窓ガラスの交換・内窓の設置をすれば、マイナスの外気温でも結露しません。
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ただ、気になるのは交換・設置にかかる費用ですよね。
次の見出しで費用の目安をお伝えしますので参考にしてみてください。
結露しない窓ガラスへの交換
窓ガラスといっても様々な種類があります。
結露しづらいガラスは以下の3つです。
- 真空ガラス
- Low-E複層ガラス
この2つは、ペアガラス(複層ガラス)の仲間で、2枚のガラスの間に中空層が設けられています。
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中空層があるおかげで、室温と外気の温度差が大きくならず、結露しにくくなります。
普通のペアガラスよりも、真空ガラスやLow-E複層ガラスの方が断熱効果が高く、メリットが多いです。
ガラスの種類 | 特徴 |
---|---|
真空ガラス | 中空層が真空、サッシ交換不要+1番効果が高い |
Low-E複層ガラス | 特殊な金属膜をコーティング、遮熱効果もあり |
結露する面積が大きな掃き出し窓だけをガラス交換するのもアリです。
実際の窓ガラス交換費用は、無料お見積もりでお確かめくださいませ。
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結露対策に1番おすすめなのは真空ガラススペーシア
結露しづらい窓ガラスの中でも、効果が高いのが、真空ガラス スペーシアシリーズ!
ベーシックなスペーシアでも、普通の透明ガラス(一枚ガラス)の約4倍、普通のペアガラス(複層ガラス)の約2倍の断熱効果があるのです。
これだけ効果があるのは、2枚のガラスの間にある真空層のおかげです。
真空層は、熱と音を通さない性質があります。
ガラスの表面温度が下がりにくく、室温と外気(窓周辺)の温度差がなくなり、結露を防げるという仕組みです。
ペアガラス(複層ガラス)の中空層も熱を通しにくいですが、真空の方が熱を通しにくいのです。
しかも!アタッチメント付きペアガラスと同様、既存のサッシに収まるから、サッシ交換費用は不要!
ただし、真空ガラスに交換しても、サッシの結露までは防げません。
あくまでも、真空ガラス交換はガラス面の結露を防げるだけで、サッシの結露を防ぐには内窓リフォームやサッシ交換が適しています。
とはいえ、サッシ部分のみなら面積が狭いので、結露防止シートや断熱フィルム、結露防止テープでも効果を実感できるでしょう。
結露対策(断熱)+防音効果を求めるなら内窓リフォーム
内窓リフォームは、サッシの気密性が上がり、断熱・結露防止効果だけでなく、防音効果も非常に高いです。
- 隣近所の窓が近くて室内の音が外に聞こえていそう
- 電車の音が気になって眠れない
- ピアノの音やペットの鳴き声などで近所迷惑になっていないか心配
こうしたお悩みをもつ方におすすめです。
そもそも、内窓とは既存の窓の内側に新しく窓を設置したものを指します。
内窓も、ペアガラス(複層ガラス)のように窓と窓の間に中空層ができるため、熱が伝わりにくくなります。
中空層があるおかげでサッシの隙間から侵入してきた音を和らげる上、内窓のサッシは気密性が高いので、音の侵入自体を防げます。
内窓にするだけで、騒音を半減できてしまうのです!
先ほどご紹介した「真空ガラス スペーシア」も防音性能があるのですが、それと比較してみても、内窓の遮音性能が高いことが下の比較表からわかります。
内窓 | スペーシア | 普通の一枚ガラス |
---|---|---|
◎ | ◯ | △ |
T-4~T-5 | T-2 | T-1 |
リフォーム
内窓リフォームは、国や自治体から補助金がもらえるケースがあります。
お得な価格で内窓を設置できる可能性があるので、まずはお問い合わせください。
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【警報】サッシ、カーテン、壁紙、床まで結露しているなら対策の効果がない場合も…
結露がひどく、カーテンや壁紙、床が水滴でべちゃべちゃになってしまった、という方は要注意です!
ひどい結露の場合は、窓の断熱性能が低く、冷たい外気が室内に入り込んでいる可能性があり、自分でできる結露防止対策だと改善できません。
結露防止シート(断熱シート)やフィルムを貼っても、窓は冷えてしまい、換気して湿度を下げても、効果は一時的なものでしょう。
リフォーム
窓が薄っすら曇る程度の結露なら、グッズでも効果を期待できますが…
根本的な解決を求めるならやはり「窓ガラス交換」「内窓リフォーム」がおすすめです。
そうは言っても結露がひどいというお客様の大半は、窓に結露防止シートやテープを貼っているのが現状…
でも聞いてください!
そのままだとカビ・ダニ・シロアリの発生で「健康」や「住宅」に被害が及びます!
いえ、もうすでに被害が生じているかもしれません。
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結露して窓から垂れた水滴にホコリや雑菌が混ざると、黒カビが発生します。
水分・ホコリ・雑菌が混ざったものはダニの好物ですので当然ダニも繁殖しますね…
カビ・ダニはアレルギーや喘息が出る原因となります。
特に小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃるご家庭では、結露による健康被害にご注意ください。
最悪の場合、肺炎になって重篤化する恐れもあるのです。
また、水分を含んだ壁や床を放置すると木材が腐り、住宅の劣化を早めてしまいます。
結露って恐ろしいですよね。
結露しても水滴をこまめに拭いていれば良いですが、寒い時期は結露を繰り返すので、毎日拭き取るのは大変です。
リフォーム
だからこそ、結露防止対策として確かな効果がある、窓ガラス交換や内窓リフォームをおすすめするのです。
なお、軽度のカビはアルコールや薄めた中性洗剤を吹きかけて5分程度放置し、濡れ雑巾で拭くと良いですよ!
根強い黒カビはカビキラーなどカビ取り剤を吹きかけて20分程度放置して拭き取りましょう。
ゴムパッキンはカビやすいので、気づいたらすぐに拭き取ってください。
リフォーム
カーテンのカビも落とすのが大変なので、結露させないことが1番です。
ご相談だけでも無料!あなたに1番ピッタリな窓の結露防止対策をご提案いたします
自分でできる結露防止対策の効果があるかどうかは、お客様のご自宅の窓の状況次第です。
でも、自分で判断するのはなかなか難しいもの…
いろんなグッズを購入して、対策を試行錯誤するよりもガラスのプロに直接相談した方が断然早いです!
無駄なお金・時間をかけずに、今すぐ結露のお悩みを解決しませんか?
軽度な結露でしたら、結露防止グッズ(断熱シートやフィルム)で効果が期待できる場合もあります。
重度な結露の場合は、窓ガラス交換や内窓リフォームのご相談も承ります。(工事は九州エリアの方が対象です。)
まずは、以下からお問い合わせください。
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結露に関するよくある質問
- Qマンションの結露がひどいんだけど、どうしたらいい?
- Q新築の家でも結露するの?
- Qペアガラス(複層ガラス)にしたのに、内部結露するのはなぜ?
- Qアルミサッシは結露しやすいって聞いたけど、樹脂サッシに交換したほうがいい?
- Qプラダンで自作した簡易的な二重窓では、結露防止効果はない?
- Q乾燥するから加湿器を使ってるけど窓がすごい結露する…何か良い方法はない?
- Q天窓(トップライト)の結露はどうやって対策したらいい?
ガラス交換・内窓リフォームに関するよくある質問
- Q賃貸でもガラス交換・内窓リフォームはできる?
- Q見積もり~工事までの流れは?
- Q土日、夜間に工事をお願いできる?
- Q料金の支払い方法は?