寒くなってくると気になるのが「窓の結露」ですよね。
毎朝 結露取りしている方も多いのではないでしょうか?
実はその結露…結露防止シートで改善できるかもしれません。
この記事では結露防止シートを実際に試してどうなったのか 本音でレビューします。
結露防止シートの効果の他に
- 結露防止シートの選び方
- おすすめの結露防止シート
- 結露防止シートの貼り方
- 第三者の口コミ
もご紹介しますので、シートを購入しようか迷っている方はぜひご覧ください。
結露防止シートは以下の2タイプがあります。
- 結露の発生を防ぐ 断熱タイプ
- 垂れてくる水滴をキャッチする 吸水タイプ
吸水タイプは、吸水量が多く乾燥が速いものだとカビにくいですよ。
今回Amazonや楽天の人気ランキングで上位の製品の中から、吸水タイプと断熱タイプの両方を購入し、弊社 事務スタッフの自宅の窓に貼ってみました。
その結果…
1番結露防止に効果があったのはこちらの断熱シートです!
1,118円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
吸水タイプの結露防止シートは、分厚いテープの方が吸水力がありました。
514円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、熱線吸収反射ガラス、有機ガラス |
サイズ | 幅3cm × 長さ10m |
材質 | 吸水性不織布、ポリエステルフィルム、アクリル系粘着剤 |
色 | シルバー、ブラック、ブロンズ、ホワイト |
貼り付け期間 | 6か月 |
シート・テープを貼っている様子も記事内に掲載しておりますので、ぜひレビュー詳細をご覧ください。
(追記:2022年1月5日)
2022年1月5日(撮影時の気温-3℃)時点でも
ニトムズの断熱シートは結露していません!
弊社 事務スタッフの自宅では、他の部屋の窓にも様々な結露対策グッズを試していましたが、それでも若干結露しているような状態です。
しかしニトムズの断熱シートを貼った窓は表面に水滴が付いておらず、カーテンがビチャビチャになることもありませんでした。
結露防止スプレーを吹きかけた窓
ニトムズの断熱シートを貼った窓
※どちらも二重窓で、外側は網入りガラスで内側は透明ガラスです。透明ガラスに結露防止対策グッズを試しています。
さらに
ニトムズの断熱シートを貼り付けてから4ヶ月ほど経過した現在も
剥がれず 窓にピッタリとくっついています。
一度も剥がれることなく、窓とシートに隙間がありません。
ちなみに100均で購入した水貼りタイプの断熱シートは、貼った4日後に剥がれ落ちました…
真上から見た様子 横から見た様子
水貼りタイプは貼り付けも剥がすのも簡単ですが、100均で買えるような安い断熱シートではすぐにゴミ箱行きになるためおすすめしません。
なお結露防止シートを貼れば必ずしも 結露を防止できるわけではありません。
- 断熱フィルムの貼り付け
- ペアガラスや真空ガラスへの交換
- 内窓(二重窓)の設置
上に挙げた 結露防止対策の効果や注意点については以下の記事を参考にしてください。
窓の結露防止対策10選!ガラス屋が選んだ結露防止に1番効果的なおすすめ方法とは?
どの結露防止対策がいいのかわからない方は、お気軽にガラスのプロにご相談ください!
ご自宅の窓に合わせて解決策をご提案いたします。
結露防止シートは 軽度の結露にお悩みの方におすすめ
ガラスが薄っすら曇る程度の結露には、結露防止シートが効果的です!
反対に下の画像のような重度の結露だと効果がない可能性もあります。
- 水がダラダラ垂れる、カーテンがびちゃびちゃになるほどのひどい結露に悩んでいる方
- マイナス気温が当たり前の寒冷地にお住まいの方
- 築年数が古い、湿気が多い家にお住まいの方
以上に当てはまる方は別の結露防止対策をした方が効果が高く、効率も良いでしょう。
特に結露しない窓ガラス(真空ガラス)への交換はおすすめです。
なんと…外気温が-23℃の状態でも結露しないんです!
効果や交換費用の詳細は、ぜひ以下の記事でご確認くださいませ。
ガラス屋がおすすめする結露防止対策は「結露しない窓ガラス」へ交換!お値段の目安はコチラ
そもそも 結露防止シートとは、窓の断熱性を高めて結露を防ぐシートのことです。
窓から伝わる冷気をシャットアウトして
窓ガラス表面と室内の温度差を少なくするため 結露しにくくなります。
「結露しにくい」というのがポイントで、結露防止シートの効果があるかどうかはご自宅の環境や窓の状態で左右されるというわけです。
また結露防止シートを貼りたいと考えている方には
本格的な冬を迎える前に貼ることをおすすめします!
結露した状態の窓は湿っていてシートを貼るのが難しく、すぐに剥がれてしまいます。
「シートを貼っている最中に結露してきて困った」という口コミもあったので早めに対策しましょう!
ガラス屋さん直伝!窓用 結露防止シートの選び方
結露防止シートはダイソー・セリアのような100均や、ニトリ・カインズなどのホームセンターでも手軽に購入できますが、様々な種類があるのでどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
でも大丈夫!
記事の冒頭でもお伝えした通り、結露防止シートは以下の2タイプです。
- 吸水タイプ
- 断熱タイプ
どちらのタイプが良いのか選ぶ基準として、以下を参考にしてみてください。
吸水タイプ:結露によるカビを防ぎたい人におすすめ
断熱タイプ:結露の発生を防ぎたい人におすすめ
結露ダレによるカビを防ぐためなら「吸水性能が高いシート」
吸水タイプの結露防止シートは
吸水量 と 乾燥の速さが重要です!
垂れた水滴をそのままにしておくと、サッシやゴムパッキンにカビが生えますよね。
結露防止シートは水滴を吸水し、日射熱で乾燥するので
水滴がなくなり、カビを抑制できるという仕組みです。
- 窓ガラスについた水滴を全て吸水できるか?
- 吸い取った水滴を蒸発させて素早く自然乾燥できるか?
以上のポイントが肝心です。吸水タイプの結露防止シートを選ぶ際の参考にしてみてください。
結露防止シートを貼っているのに水滴が窓に残っていたり自然乾燥しきれていなかったりすれば、結局サッシやゴムパッキンが水浸しになるので効果はありません。
吸水シートは厚みの薄いものがほとんどなので
結露がひどい場合は、吸水量の多い吸水テープが良いですよ!
分厚く乾燥しやすい吸水テープを選びましょう。
結露を発生させない!予防するなら「断熱性能が高いプチプチシート」
断熱タイプの結露防止シートを選ぶ際は、シートの厚みに注目しましょう。
窓とシートの間に空気層ができることで、外の冷気が伝わりにくくなり結露を防げます。
空気層の幅が広いほど断熱性能が高い…つまり
シートが厚いほど効果が高まります!
市販されている ガラスフィルムタイプの断熱シートだとシート自体が薄く空気層がないため、冷気をシャットアウトできず結露してしまうのです。
断熱タイプの結露防止シートは、以下のことを意識して選ぶと良いでしょう。
- 緩衝材のプチプチのように空気層があり、分厚いシートか?
- 室内が薄暗くならないか?
窓の断熱性が高まれば結露を防げるだけでなく
お部屋が暖まりやすくなり、暖房効率が上がるので電気代節約にも効果がありますよ!
おすすめの結露防止シートを実際に自宅で使ってみた
「結露防止シートを貼ってみないと 実際の効果はわからないじゃないか」というわけで、弊社 事務スタッフの自宅の窓に貼ってみました。
なお貼り付けたのは事務スタッフなので施工経験は一切ありません!
素人同然でも上手くできるのか?…いざ実践!
リビング 作業部屋 寝室
・築6年 賃貸 鉄筋マンション 2LDK
・窓は計3か所、全て引き違い窓
└リビング
└作業部屋
└寝室
・寒冷地のため元々 二重窓になっている
・2年前くらいから結露が気になりだした
・寝室の窓は結露して水滴が垂れる
・ストーブがリビングにあり、作業部屋は寒い
結露で水滴が垂れる 寝室の窓に吸水タイプの結露防止シートを
ストーブの効き目が悪く冬は肌寒い 作業部屋には断熱タイプの結露防止シートを貼り付けます。
なお、吸水テープはリビングの窓に貼って試してみます。
他に、Amazonや楽天、口コミで人気が高かったシートもピックアップしました。
- 100均ダイソーのテープ(吸水タイプ)
- Karari 結露吸水ホルダー(吸水タイプ)
- アサヒペン 結露の吸水シート(吸水タイプ)
- 100均セリアのシート(断熱タイプ)
- アール マドピタシート(断熱タイプ)
この6品を、実際に購入して貼り付けてみます。
【結露吸水シート1】リンテックコマース 結露吸水シート
642円(税込)
貼り付け不可のガラス | くもりガラスのザラザラ面、型板ガラスの凹凸面 |
サイズ | 92cm × 90cm |
材質 | 不織布、ポリエステル、粘着剤(アクリル酸エステル樹脂)、保護フィルム |
色 | 白(格子柄調) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
・吸水面が大きく、たくさん吸い取れる
・吸水してから約60分後に95%以上が乾燥するのでカビにくい
・網入りガラス、ペアガラス対応
・網入りガラス、ペアガラスにシートを貼れず困っていた人
・結露垂れがひどい人
・シンプルなデザインのシートを探していた人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 窓掃除用ワイパー
- 窓掃除用の水溶液(中性洗剤1:水200)
- カッター
- メジャー
- 定規
窓の汚れが気になる場合は窓掃除用のワイパーやスクレーパーなどがあると良いです。
なおスクレイパーを使うときは75度くらいに傾けて、ガラスが傷つかないようにご注意ください。
<貼り付け手順>
ではさっそく現場スタッフのアドバイスをもとに貼り付けていきます。
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
プロの業者でも事前の窓拭きは入念に行うので抜かりなく!
見栄えが悪く、効果が薄くなります。
雑巾が黒くなるほど汚れていました…
2. 結露吸水シートを窓のサイズにカットする
剥離フィルム(保護フィルム)を上にし、窓のサイズに合うよう印をつけてカットします。
カットする際、ダンボールを敷いておくと床に傷がつかないですよ!
はみ出た部分は後でカットすればOK!
ぴったりサイズでカットすると、貼ったとき長さが足りず 隙間が空くことがあります。
しっかり刃先を入れないとガタガタになります。
3. カットした結露吸水シートを窓に貼り付ける
左端の剥離紙を少しだけ剥がして、貼る位置を定めます。
夫に協力してもらいながら貼り付けていきます。
この結露吸水シートは窓全面に貼るのではなく、上が20cm程度空くので窓の下にシートをピッタリ合わせて貼る予定でした。
私がシートの上部を押さえ、夫が窓の下にシートを合わせて剥離フィルムを剥がしながら貼る…
しかし上手くできなかったので断念!(笑)上から貼り付けます。
一発で決まらず何度も繰り返し…
ようやく位置が定まったので剥離フィルムを剥がしながら、シートを圧着させていきます。
アドバイスも参考に、ゆっくり慎重に貼っていきます。
剥離フィルムを全て剥がし終わり、手で圧着させて完成!
・不織布なのでカットしづらかった
・折り目がついていて剥離フィルムを剥がしにくい、貼りにくい
・窓の上の角にピッタリ合わせて貼れないため、真っ直ぐ平行に貼るのが難しい
【結露吸水シート2】 アサヒペン 結露の吸水シート
1,413円(税込)
貼り付け不可のガラス | くもりガラスのザラザラ面、型板ガラスの凹凸面、網入りガラス、ペアガラス、合わせガラスなど |
サイズ | 46cm × 90cm |
材質 | ポリエステル、軟質塩化ビニル |
色 | 白(格子柄調) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
・特殊なレース糸が結露垂れを素早く吸収してくれる
・オールシーズン対応で夏は紫外線99%カット
・水貼りタイプで貼り付けが簡単、剥がしやすい
・貼り替えの頻度を減らしたい人
・剥がした跡が心配な人
・吸水することはもちろん目隠し効果もほしい人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾、拭くもの
- 窓掃除、貼り付け用の水溶液(中性洗剤1:水200)
- カッター
- 定規
- スキージー
窓に吹きかけた水が垂れてくるので下にタオルを敷いておきましょう。
<貼り付け手順>
この吸水シートは水で貼るタイプなので先ほどのシートとは少し手順が異なります。
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
中性洗剤を薄めた水を吹きかけて窓ガラスの汚れを取り除きます。
2. 結露吸水シートを窓のサイズにカットする
窓に合わせて少し大きめにカットします。カッターを使うとキレイに切れました。
3. カットした結露吸水シートを窓に貼り付ける
水貼りタイプのシートやフィルムの場合は、貼る前に窓を霧吹きで濡らしましょう。
続いて剥離紙を剥がしたシートの面にも霧吹きで水を吹きかけます。
あとは窓の角に合わせてシートを貼っていくだけです。
スキージーを使いながら水と空気を抜いていくと仕上がりがキレイですよ!
余分なシートは定規をあててカッターでカットしてください。
完成です!
窓ガラスフィルムを全面に貼るよりは楽です。
・厚みとハリがあるシートだったがサイズが大きすぎないので扱いやすい
・水をたっぷり吹きかけると貼った後の微調整がしやすかった
・10分程度ですぐに貼れてシールタイプより楽だった
【結露吸水テープ1】ニトムズ 強力結露吸水テープ
1,018円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、熱線吸収反射ガラス、有機ガラス |
サイズ | 幅3cm × 長さ10m |
材質 | 吸水性不織布、ポリエステルフィルム、アクリル系粘着剤 |
色 | シルバー、ブラック、ブロンズ、ホワイト |
貼り付け期間 | 6か月 |
・テープの厚みが4.5mm
・1mあたり130gの吸水量
・長さが10mもあるので家中の窓に貼れる
・カラーバリエーション豊富でサッシの色に合わせられる
・結露垂れの量が多くて困っている人
・家中の窓全てに吸水テープを貼りたい人
・シンプルで目立たないデザインの吸水テープを探している人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- はさみ
- メジャー
- 雑巾
<貼り付け手順>
リビングの窓1枚を半分に分けて、2種類の吸水テープを試します。
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
結露防止シートと同様に、窓拭きを行います。
2. 吸水テープを 窓ガラスのサイズにカットする
3. カットした吸水テープを貼る
剥離紙を剥がして窓の端から貼っていきます。
貼り付け完了
・サッシに合わせれば簡単に真っ直ぐ貼れる
・テープの厚みがあるので、切れ味の良いハサミでないと断面がボサボサになる
・今回は目立つようにブロンズ色にしたが、サッシの色に合わせると良さそう
【結露吸水テープ2】100均ダイソー
ダイソー 吸水テープ
110円(税込)
貼り付け不可のガラス | すりガラス、凹凸のあるガラス |
サイズ | 30cm × 7.5cm 3枚入り |
材質 | ポリエステル |
色 | 黒ネコ柄 |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
・安い
・カットせずに使えるサイズだった
・デザインが可愛い
・とにかく安い吸水テープがほしい人
・デザイン性の高いテープを探してる人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- はさみ
- メジャー
- 雑巾
<貼り付け手順>
リビングの窓1枚を半分に分けて、2種類の吸水テープを試します。
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
結露吸水シートと同様に、窓拭きを行います。
2. 吸水テープを 窓ガラスのサイズにカットする
今回購入した結露吸水テープは、幅30cmのものが3枚入っていたので
カットせずに1枚を貼り付けます。
3. カットした吸水テープを貼る
剥離紙を少しだけ剥がして、端に仮止めして貼っていきます。
貼り付け完了
・特にコツは必要とせず簡単に貼れた
・所々穴が空いているので剥離紙を剥がしにくかった
・テープの1番下をサッシに合わせれば水平に貼れる
【結露吸水テープ3】Karari 結露吸水ホルダー(珪藻土)
868円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、複層ガラス、合わせガラス、すり・型板ガラスの凹凸面 |
サイズ | 幅0.8mm × 長さ44~84cm |
材質 | 珪藻土、塩化ビニル樹脂(PVC) |
色 | ホワイト |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
・珪藻土なので乾燥がスピーディー
・カビが生えにくいので繰り返し利用できる
・見た目がシンプルでインテリアの邪魔にならない
・フェルト地の吸水テープで失敗した経験がある人
・結露によるカビ対策を強化したい人
・シンプルなデザインの吸水テープを探している人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- カッター
- はさみ
- 定規
- ドライヤー
- 雑巾
<貼り付け手順>
こちらの結露吸水ホルダーは、結露垂れが気になる寝室に貼ってみます。
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
結露防止シートと同様に、窓拭きを行います。
2. 吸水ホルダーを 窓ガラスのサイズにカットする
42cmの吸水ホルダーが2本入っています。
1本はそのまま、もう片方はカットして使うことにしました。
硬めの素材で一発で切ることはできません。
カッターで何度か切り込み線をつけます。
ドライヤーで温めると切りやすいようなのでやってみました。
ある程度切り込み線が深くなったところで、はさみを使ってカットします。
断面がガタガタになってしまいました。
3. カットした吸水ホルダーを貼る
付属の両面テープを、ホルダーの裏側に貼ります。
両面テープの剥離紙を剥がして窓に貼っていきます。
珪藻土バーはサイズが3パターンあるので組み合わせて窓の大きさに合わせます。
線が入っている部分は、手でパキッと折れますよ!
ホルダーと珪藻土の隙間がないため、
吸水後に乾燥させる際、取り出しにくいかもしれません…
・塩化ビニル樹脂のホルダーが硬いのでカットが大変
・珪藻土バーはサイズ調整しやすいが、取り出しにくい
・吸水テープのような毛羽立ちなどがない分、見栄えがいい
【結露防止 断熱シート1】ニトムズ 窓ガラス結露防止シート
1,118円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
・厚さが7mmのプチプチシートで、空気層を十分に確保できる
・跡が残りにくい水貼りタイプ
・太陽の光は通すので暗くなりにくい
・ペアガラスに断熱シートを貼りたい人
・目隠し効果もほしい人
・コスパのいい断熱シートを探していた人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 窓掃除用ワイパー
- 窓掃除用の水溶液(中性洗剤1:水200)
- 貼り付け用の水
- カッター
- メジャー
- 定規
吹きかけた水が床に垂れてしまうので、タオルや雑巾を敷いておくと片付けが楽ですよ!
<貼り付け手順>
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
結露吸水シートの時と同様に、窓の拭き掃除を行います。
2. 結露防止シートを 窓のサイズにカットする
ダンボールを敷いてガラス面側を下にしてシートを広げます。
端の方はプチプチが潰れていました。
空気層がある方が結露防止に効果的なので、プチプチが潰れないところでカットします。
3. カットした結露防止シートを 窓に貼り付ける
霧吹きボトルに水を入れて窓に吹きかけます。
シートの裏表を確認して窓に貼りましょう。
手で押さえて圧着させてください。
垂れてきた水を拭き取って、完成です!
端は指で押し込んで縁に食い込ませると密着できました。
・シートのサイズ測定、カット時にプチプチを割らないよう注意すべき
・吹きかける水が少ないと、ストンとシートが落ちてくる
・水が蒸発して剥がれてこないかが心配…
【結露防止 断熱シート2】アール マドピタシート
4,590円(税込)
貼り付け不可のガラス | すりガラス・型板ガラスの凹凸面、網入りガラス、ペアガラス、合わせガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ4mm 4枚 |
材質 | ポリエチレン、粘着剤(アクリル系)、ポリエステル |
色 | ガーデン、レース調ネコ、ステンドガラス |
貼り付け期間 | 6か月 |
・厚さ4mmで、空気層があるプチプチシート
・全面粘着シートなのに、特殊粘着加工で糊が残りにくい
・紫外線90%カット
・しっかり接着できるシートがほしい人
・断熱に加えて、紫外線カットもしたい人
・おしゃれなデザインのシートを探してた人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 窓掃除用ワイパー
- 窓掃除用の水溶液(中性洗剤1:水200)
- カッター
- メジャー
- 定規
<貼り付け手順>
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
先ほどと同様、窓拭き掃除は入念に行います。
水溶液とワイパー(スクイジー)、雑巾を使うとキレイになります。
2. 結露防止シートを 窓のサイズにカットする
プチプチが潰れないようにカットしましょう。
剥離フィルム(保護フィルム)を上にして印をつけるとシートが汚れないですよ!
3. カットした結露防止シートを 窓に貼り付ける
剥離フィルムを少し剥がして、貼る位置を定めます。
背の低い方は自分でやらず、誰かにお願いすることをおすすめします。
台の上に乗って作業するのは危険だったので夫に貼ってもらいました。
貼る位置を定めたら、剥離フィルムを剥がしながら手で軽く押して圧着させていきます。
シートの端は指でグイグイ押し込んで圧着させて、完成!
窓ガラスからシートが少しはみ出てしまいましたが、カットするとプチプチが潰れてしまうのでそのままにします。
・水貼りタイプのシートのように微調整が簡単にできず、貼って剥がす作業が意外と大変
・真っ直ぐ平行に貼るのが難しい、誰かに押さえてもらいながら貼った方がスムーズ
・多少シワが入っても柄入りのフィルムなのでわからない
【結露防止シート3】100均セリア商品
セリア 断熱シート
110円(税込)
貼り付け不可のガラス | すりガラスなど凹凸のあるガラス |
サイズ | 40cm × 90cm 2枚 |
材質 | 本体:発泡ポリエチレン フィルム面:ポリプロピレン |
色 | クリームイエロー |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
・圧倒的な安さ
・水貼りタイプで簡単に貼れる
・サイズの小さい窓ならカットせず使える
・1番安い結露防止グッズを探している人
・手軽に結露防止グッズを試したい人
・軽度の結露、寒さに悩んでいる人
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 窓掃除用ワイパー
- 窓掃除用の水溶液(中性洗剤1:水200)
- 貼り付け用の水
- カッター
- メジャー
- 定規
<貼り付け手順>
1. 窓ガラスの汚れを拭いて キレイにする
2. 結露防止シートを窓のサイズにカットする
窓のサイズより数ミリ大きめにカットします。
3. カットした結露防止シートを 窓に貼り付ける
掃除に使った水溶液ではなく、水を吹きかけます。
手で軽く圧着させながら貼っていきます。
全て貼り終えたら水を拭き取って、完成!
シートが小さいので2枚を貼り合わせましたが、継ぎ目が剥がれるのでマステで補強しています。
またシートの端は指で食い込ませるように圧着させました。
・水をたっぷり吹きかけないとシートが窓にくっつかない
・シートが薄く、接着が弱いのですぐに剥がれてきそう
・大きな窓に貼る場合はサイズが足りず貼り合わせることになるので継ぎ目が目立つ
実際に結露防止シートを使ってみた正直な口コミ
結露防止シートを貼った後の窓の様子をお伝えします。
果たして結露に効果はあったのでしょうか?
【総評】結露防止シートで1番良かったのは「プチプチシート」
結露防止の効果が期待できるのは、プチプチシートです!
分厚い空気層が 窓から出入りする熱をシャットアウトし、窓の断熱性能を高めます。
断熱性能が高まった窓はガラスの表面が冷えにくくなり、結露しにくい状態となるのです。
ニトムズ マドピタ
実際に貼ったプチプチシートを触ってみると冷たくありません。
プチプチシートを貼り付けてから数週間後、何も貼っていない窓はダラダラと水滴が垂れるほど結露したのですが…
何も対策していない窓 気温6℃ 雨
プチプチシートはどちらも結露を防いでいました!
シート表面は薄っすらと湿っていましたが、カーテンが濡れるほどではないのですぐに乾きそうな感じです。
ニトムズ マドピタ
ただ、よく見るとマドピタの方は角に少し水滴が付いています。
ニトムズの方は目に見える水滴は付いていませんでした!
ニトムズ マドピタ
(追記:2022年1月)
外気温-3℃、降雪の状況でもニトムズのプチプチシートは結露していません!
ニトムズ 窓ガラス 結露防止シートは、降雪量が多い地域でも結露防止効果を体感できました。
1番効果のある結露防止対策グッズを探している方はぜひお試しください!
1,118円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
吸水シート:ダラダラ垂れる結露だと吸水シートでは吸いきれなかった…
検証の結果、残念ながら
吸水シートでは吸水力が足りず、サッシの上に大粒の水滴が付いていました。
何も対策してない窓との比較 リンテックコマース
何も対策していない窓はダラダラと水滴が垂れている状態でした。
一方 リンテックコマースの吸水シートを貼った窓はシート上部から中間地点まではシートが濡れておらず、シート下部は表面に水滴が付着しています。
上部は乾いた状態 下部は水滴が付着
数時間経過してから見ると、結露を吸い取って大粒の水滴がなくなっていました。
シートはやや湿っている状態です。
数時間後の様子 湿っている状態
すぐに吸水するのではなく、じっくりと時間をかけて結露を吸い取っていくようですね。
また吸水シートを貼ってみた際の仕上がりについては多少のシワ・ヨレはあるものの、近くで見ない限りわかりません。
不織布・不透明であるため、目隠しシートとしての役割も果たしています。
若干室内は暗く感じますが、寝室では気になりませんよ。
目隠し効果のおかげで、日中はレースのカーテンを開けられます。
(追記:2021年12月)
リンテックコマースの吸水シートにカビが生えてしまいました…
貼ってから2ヶ月程度経過した頃、気温がグッと下がって雪が降り、毎朝窓ガラスが結露するようになりました。
最初のうちは給水できていたのですが結露の量が増えると乾燥しきれず、湿ったままになった状態が続いてカビが生えてしまったのだと思われます。
放置したらもっと黒カビがひどくなっていたのかと思うとゾッとします…
すぐに剥がそうとシートをめくるとシール跡がこびりついていて大変なことに!
リンテックコマースの吸水シートはシールタイプでも壁に糊が残りにくいと記載されていましたが
べっとりシール跡が残ってしまい、これを剥がす作業に2時間以上かかりました。
100均で買ったシールはがしと粘土のヘラを使ってみたものの、複数箇所に細かな糊が残っており1箇所ずつ丁寧に取らないとキレイになりません。
シールタイプは剥がした時に糊が残ったので、剥がしやすい水貼りタイプの方がおすすめです!
(追記:2022年1月)
水貼りタイプのアサヒペン 結露の吸水シートに貼り替えたところ…
カビが生えたり結露垂れしたりすることはなくなりました!
貼ってから1ヶ月経過しました。
前回貼ったリンテックコマースの吸水シートは表面が湿っている時が多かったのですが
アサヒペン 結露の吸水シートは表面を触ると網戸のようで、水捌けが良いです。
シートを貼った時に気泡が入ってしまったようで、所々丸い模様が見えるのは残念でしたが
シートにカビが生えず、カーテンがベチャベチャになることもありません。
引き続きレビューしていきたいと思います!
吸水テープ:垂れてくる水滴にはニトムズのテープがおすすめ
吸水テープは、ニトムズとダイソーの商品を貼りました。
ニトムズの方が吸い取りが早く、吸水量も多い印象でした。
また、垂れてきた水滴には効果がありますが
下の方まで垂れてこない結露には意味がなさそうです。
貼り付け直後 水を吹きかけます
吹きかけた水が垂れてくるので、きちんと吸い取ってくれるのかを観察します。
ダイソーの方は水滴がテープの上に乗っかっていましたが、ニトムズの方はスーッと吸い取られていますね。
しばらく経過するとダイソーの方も水滴を吸い取りました。
指で押して見ると、どちらもジワッと水が出てきます。
ニトムズの方は吸水面が大きく分厚いので下の方は乾いていました。
テープの断面図を比較してみると 厚みがこんなに違います。
before after
全体を見てみると、上の方にある水滴は残っていますね。
垂れてきた水滴は吸い取っていることがわかります。
ちなみに剥がしやすさも検証しました。
長期間貼ったわけではないのでどちらも糊残りはなかったのですが、ダイソーの方は粘着が強めで所々剥がしにくいなと感じました。
ニトムズの方は粘着が強すぎず弱すぎずで、スルスル剥がれていきました。
経験上、100均の吸水テープは長期間貼ると剥がすのに苦労するのでご注意ください!
シール剥がしを用意しておらず、お湯でシールをふやかして取っています。
窓2枚分だったので夫にも手伝ってもらい、30分かけてキレイにしました。
こちらは ガラスにも使えるシール剥がしです。
すでに貼ってある吸水テープを剥がす際には、シール剥がしをぜひご用意ください。
(追記:2021年12月)
Karari 結露吸水ホルダー(珪藻土)は結露垂れを吸水するものの、珪藻土ではなくホルダー部分に水滴が垂れてしまい微妙な結果となりました。
垂れずにその場に留まっている水滴に対しては全く効果なしです。
断熱シート:厚みがあるニトムズのプチプチシートの方が効果的
ニトムズの透明なプチプチシートとマドピタ、100均のシートを貼りましたが
結露を防いだのは、ニトムズのプチプチシートです!
ニトムズ マドピタ
近くで見ると…
ニトムズ マドピタ
マドピタの方は角に水滴が付着していましたが
ニトムズの方はシート下部の表面が薄っすら湿っている程度です。
この写真を撮ったときの気温は6℃で、外は雨が降っていました。
何も対策していない窓はこんなに結露しています。
何も対策していない窓 気温6℃ 雨
この結果から…
ダラダラ垂れるほどの結露でも
ニトムズのプチプチシートは結露防止効果が期待できます。
ちなみに 100均の結露防止シートは薄くて空気層がない上に
4日後には上の方が剥がれてしまい、浮いている状態でした。
真上から見た様子 横から見た様子
またニトムズとマドピタを貼った後は
窓からの冷気を感じにくくなりました。
結露防止シートの厚み(空気層)が冷気を和らげている気がします。
シート同士を比較すると、7mm厚のニトムズが冷たさを感じにくいです。
マドピタは4mm厚でプチプチが小粒なので、ニトムズの方が優位ですね!
↓ 1円玉とプチプチの大きさを比較した写真
ニトムズ マドピタ
貼りやすさの観点でも、ニトムズが圧倒的に簡単でおすすめです。
ニトムズは水貼りタイプで貼り直しもすぐできます。
反対にマドピタはシールタイプで微調整が難しい!
貼る位置を決めるまでに何度も貼って剥がして、の作業を繰り返しました。
1つデメリットを挙げるとすれば、プチプチシートは不格好です…
透明なプチプチシートなので採光性は問題なかったですが、梱包材を窓に貼り付けたようで貧相に見えるのが気になります。
おしゃれな部屋にしたい・こだわりが強いという人に断熱タイプの結露防止シートは不向きです。
結露防止フィルムの方が見栄えが良いため、そちらを検討してみましょう。
結露防止フィルムは貼り付けが難しい反面、しっかり貼り付けができれば結露防止シートを同じくらいの効果を発揮しますよ!
効果があった結露防止フィルムは以下のニトムズの商品です。
貼り付けの工程や貼った後の効果は以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
ガラス屋がおすすめ!結露防止フィルムを実際に貼ってみた。効果を写真付きレビュー
今回使用した結露防止シートの口コミ「結露が少し減った」「すぐ剥がれた」
ここまでにご紹介したのは弊社 事務スタッフが実際に結露防止シートを貼ってみたレビューでしたが、他の人はどう感じたのか?効果はあったのか?も気になりますよね。
そこで
ご購入前にぜひ参考にしてみてください。
吸水シートの良い口コミ
<リンテックコマース 結露吸水シート>
網入りガラス対応と公式サイトに書いてあったので購入しました。
結露した水を吸水して垂れてこないだけでも満足です。
流石にずっとほったらかしだと吸水しきれずに水が窓際に溜まってくるので、
スポンジでシートの表面をたまに吸い取る感じで使ってます。
ウチは結露の量が滴り落ちるほどハードな環境の窓があり、
こちらの商品と外側から貼るタイプの商品を併せて使用しています。
どちらも網入りガラス対応なので助かります。
外から貼れない窓にはこちらだけ使用していますが、
垂れない程度の結露なら十分吸収し乾いてくれます。
けど、露が多いと吸いきれずに黒いカビがプチプチ出てくるので、
小まめに拭き取るかその場合は結露防止テープも窓の下方に貼った方がいいと思います(ウチは貼っています)。
<ニトムズ 強力結露吸水テープ>
毎年この手の商品を買いますが、長さが足りなくてたくさん買ってうんざりしてました。
これは長さがあるので助かりました。
使い始めの頃はこれを貼れば結露の水が垂れても吸い取ってくれて助かるんだろーなと思っていたのですが、
あくまで垂れない為の予防線ですね。。
まぁ、これくらいの幅のものが窓一面の結露を救ってくれるはずが無いですよね。。
なので、我が家では結露は拭き取ったりしてますが、
昼頃拭き取るまでの、それまでの予防線であり、
拭き取ってる時に一番垂れるのを助けてくれる物として役に立ってもらっています。
窓ガラスよりもサッシのガラス枠に効果があります
窓ガラスに貼っても大量の露を防ぐのは限界がありますが
窓のサッシ枠に貼ることで枠に溜まる結露を防ぐことができ
桟に水が溜まるのを防ぐことができました。
10mもありますので十分に使うことができます
私は1本目で試して、成功したので追加で2本目も注文しました。
今年の冬は煩わしい水拭きをしなくても済みそうです
断熱シートの良い口コミ
<ニトムズ 窓ガラス結露防止シート>
明らかに結露が減りました
周辺のアルミサッシ部分には相変わらず水滴がついているのでその部分も覆うと良いかも
ただ、プチプチが2粒分、穴があいて潰れてたので☆-1です
結露でお困りの方は是非!
追記 サッシの部分も覆ったら非常に良くなりました
ベランダ窓ガラスの結露対策で購入。
マンションで冬は結露がひどく、畳までしみ込んでしまってきていたので、ダメもとでトライしてみました。
結果、今年の冬は結露が床まで流れ出てくることはなく、
なんでもっと早く試さなかったんだろうと後悔しました。
欠点といえば、やはり剥がれやすいことでしょうか…
ただ、サイズ合わせもしやすく効果も絶大だったのでウチにはとても良かったです。
雪国の実家のマンションは
ベランダや窓際の床のフローリングやカーペットがびしょびしょになるくらい結露がひどく、
母が毎日雑巾を何枚も使用してガラスを拭いている状態。
もちろん、雑巾はあっという間にびしょびしょに。
しかし、この結露防止シートを使用してからは、窓の上の方はほとんど結露しなくなりました。
下の方はシートの上に結露しますが、前のように垂れてくる程ではなくさっと拭くだけでよくなりました。
母はかなり楽になったとのこと。購入してよかったです。
<アール マドピタシート>
接着力が強く失敗すると貼り直しが出来ない。
凹凸窓にも貼れました。
貼り付の悪い角や隅の方から剥がれる部分が見られますが
結露の拭き取りはかなり楽になり、寒さも今までとは段違いです。
貼り付けて暫く経ったので、レビューします。
冬の寒さに耐えきれず、初めて購入しました。
結論から言うと、購入して正解でした、大満足です。
貼る作業はそこまで難しくないし(シートをカットするのも、プチプチが目安となってくれるので簡単)、
何よりも本当に暖かい!部屋の温度が2~3度は違います。
目隠しにもなって、一石二鳥です。
片面シールなのがポイントで、これによって作業が楽になるし、
貼った直後の綺麗な状態をずっと保ってくれます。
(他社製品の水で貼るタイプもやりましたが、綺麗に貼れませんでした。)
北向きの出窓がもともと結露が凄かったのですが、
テレワークになり、近くで仕事をするようになってから、
カーテン閉めても底冷えする!というのに気付き、対策の為に購入。
貼るだけでこんなに違うとは!
結露は無くなりませんが、毎日の水滴取りが断然減ったのと、冷えた風もかなり減りました。
ただ、残念なのは出窓は網入り凸凹ガラスだったので、いまいち付きが悪く…
これは対応している製品を買わなかった私がいけないので、改めて購入予定。
吸水シートの悪い口コミ
<ニトムズ 強力結露吸水テープ>
ワンシーズン貼りっぱなしでしたが、常に人がいる居間では追っつきませんでした。
給水して膨れ上がっても自然に乾燥することはなく、
窓枠の下は相変わらず結露の水がたまり、拭取る必要がありました。
やはり、環境次第ですね。
マンションの窓枠の結露が酷いので買いました。
強力に結露を吸収してくれるので、結露がボタボタ滴り落ちるということはなくなりました。
ただ、貼る際には前準備として窓枠を布&ドライヤー等でしっかり乾燥させる必要があり、
窓枠の数だけこれをするとなると、これがなかなか手間でした。
また、2シーズンぐらい使用するとこのテープにうっすらとカビがはえました。
断熱シートの悪い口コミ
<ニトムズ 窓ガラス結露防止シート>
家の窓ガラスの下半分のガラス部分に、
ちょっと隙間が空いた状態で貼るも、やっぱり結露はする。
何も貼らない状態よりは結露は減ったけれども、やはりそれなりに結露はする。
霧吹きで窓ガラスに接着させるでなく、養生テープで貼り付けたのだが。
もしかしたら、ガラス部を隙間なく貼り付けないと効果が薄いのかも知れないが、
だとしたらプロ以外の大多数の家では意味がない。
2ミリ厚くらいのシートが役に立たなかったのでわざわざ7ミリのこれを購入したのだけれども。
2ミリのものよりは多少は成果が出てるけれども、それでも満足する結果にはならなかった。
冬でも湿度が50%あるような部屋だからなのかも知れない。
ともあれ、自分の理想とは程遠い結果となった。
凹凸のある窓ガラスに貼り付けましたが、
両面テープを使わなくても一応は貼り付け出来ます。(ただし剥がれやすい)
それと開封してしばらくは若干の匂いがありました。
サッシ部分も含めて窓全体を覆うように貼り付けましたが、
結露は減って、部屋の温度の低下も鈍くなったので効果はありました。
ただのプチプチなので防音効果はほぼ無いです。
一つ注意点があり、鍵の種類によっては、分厚さ故に
プチプチ部分に引っ掛かって窓の開閉が出来なくなります。
そのため頻繁に開閉する窓には、工夫して貼り付ける必要があります。
そこだけは注意してください。
<アール マドピタシート>
我が家(鉄筋集合住宅1F角部屋)の場合、2部屋にこのシートを貼りましたが
シート表面に結露がつき、効果はありませんでしたのでこの評価とさせていただきます。
結露防止シートのデメリット・注意点
誰でも手軽に購入して窓に貼れる 結露防止シートですが、使用上の注意点があるので必ずご確認ください。
・網入りガラス、ペアガラスは基本的に貼り付け不可
・毎シーズン貼り替えが必要
・シートが剥がれやすい
熱割れの恐れがあるので網入りガラス・ペアガラスは貼り付け不可
結露防止シートが使えない窓ガラスは以下の通りです。
網入りガラス
金網(ワイヤー)が入ったガラス。表面が凸凹したタイプもあり。
ペアガラス(複層ガラス)
2枚のガラスの間に空気層(中空層)を設けたガラス。
これらのガラスに結露防止シートを貼ってしまうと、熱割れの恐れがあります。
シートを貼った部分は太陽の熱などが吸収されやすく 温度が上がり、貼っていない部分との温度差が生じてヒビが入ってしまうのです。
今回使用した「リンテックコマース 結露吸水シート」は、網入りガラス・ペアガラスともに貼り付け可能ですよ!
ただしシール跡が残ることがあるので広い面に貼るのはおすすめしません。
跡が残ったりカビが生えたりするので毎シーズン貼り替えが必要
結露防止シートを長期間貼った場合、剥がしにくくなったり跡が残ったりするのでご注意ください。
水で接着するシートは比較的剥がしやすいですが、シールで接着するタイプはガラスに糊が残ってしまうことがあります。
口コミを見ると結露防止シートを剥がすのに苦労した方もいました。
貼りやすくて、使用感も良いです。
リピート購入しましたが、よく見たら、使用期間が半年だったので、もう買わないと思います。
実際、半年以上経ったものを剥がす時に、
ビニールが伸びてちぎれて、なかなか剥がれないので大変でした。
水スプレーしながら剥がすと剥がれやすくなったので良かったですが、
それでも剥がすのに手間がかかりました。
・跡が残ったら、薄めた中性洗剤で拭き取る
・シールが残ったら、スクレイパーで剥ぎ取る
(ガラスを傷つけないように注意)
・市販のシールはがし剤を使う
また水滴が残ったままの結露防止シートを放置すると、カビや悪臭の原因となります。
吸水タイプがカビやすいのは想像できると思いますが、実は断熱タイプのプチプチシートでもカビが生えることがあるのです。
失敗談がこちら↓
断熱効果があるのかは正直分かりませんが、貼らないと落ち着きません。
ただ、冬の時期は湿気で窓とプチプチの間に水滴ができ、
外す頃には所々カビてしまうのが残念です。
結露防止シートを貼っても結露する場合があるので
水滴が付いていればこまめに拭き取り、毎シーズン交換しましょう。
それが面倒だと感じる方はマイナス気温でも結露しないガラスへの交換をご検討ください。
結露防止効果や費用の詳細は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ガラス屋がおすすめする結露防止対策は「結露しない窓ガラス」へ交換!お値段の目安はコチラ
正しい貼り方をしないとシートが剥がれやすい
結露防止シートは正しい方法で貼らないと、すぐに剥がれてしまいます。
ここで貼り方のポイントをおさらいしておきましょう。
・貼り付け前に窓ガラスの汚れ、ホコリを拭き取る
・窓の実寸より少し大きめサイズにシートをカットする
・シールタイプは、手で抑えながら端から貼り付ける
・水貼りタイプは、水をたっぷりつける
結露している窓に貼ると、水滴がシートに付いてしまうので粘着タイプの場合は要注意です。
結露のシーズンを迎える直前や、晴れた日の気温が上がる日中に貼ると良いですね!
アパートの窓が上部が平面で下部が凹凸ありなので、
下部に貼った所はすぐに剥がれてしまいました。
上部はバッチリ貼れましたので商品的には悪くないんだと思います(*^^*)
ガラスのサイズに切って貼れるので、サッシの部分にかぶる大きさで切って貼ってみようと思います。
シートがこれらのガラスに対応しているか事前に確認してください。
凹凸ガラス(型板ガラス)
表面がボコボコしているガラス。目隠し効果あり。
すりガラス
表面がサラサラしているガラス。水に濡れると透けて見える。
その他、屋外・水がかかって乾燥しにくい場所・垂直でない面もNGなど
シートごとに注意書きがあるので、よく読んでから貼り付けましょう。
ちなみに 貼り付けが上手くいかず、すぐに剥がれてしまった方の失敗談がこちらです。
商品自体は良くて、保温効果もあるんですが
準備物を用意する時、先に説明を見ずに
以前、同じような窓用フィルム貼りの時と同じように 水+洗剤 の水を用意してしまいました。
【こちらの説明通りだと、洗剤水で窓の汚れを取り除いた後
しっかり洗剤成分を拭き取り、ただの水を吹き付けて貼り付けます】
まあいいかと洗剤水で貼り付けて、一応張り付いたしOKかと。
結果最近、どんどん勝手に剥がれてきてます(笑)
ちゃんと説明通りにするべきだった。。今度またやり直す予定です。
他の結露防止グッズよりも効果的?ガラス屋さんに聞いてみた
- 結露防止シート
- 結露防止フィルム
- 結露防止スプレー
- 結露取りワイパー
結露防止スプレー・結露取りワイパーは垂れてくる結露を吸水する目的で使うなら良いでしょう。
結露予防効果はありませんのでご注意ください。
結露防止フィルムは二重窓構造になるものであれば効果を期待できます。
窓ガラスが冷たくなることで室内との温度差が広がり、結露するため
結露予防には、窓の断熱性能が重要です。
では、窓の断熱性能を高めるにはどうすべきでしょうか?
その答えは簡単で
外の冷気をシャットアウトすればいいのです。
外の冷気が伝わらなければ窓は冷たくならず、結露が発生しにくい状態になります。
他の結露防止対策グッズは空気層をつくれず断熱性能が高いとはいえません。
でもプチプチの断熱シートは不格好…と感じるなら、断熱性能が落ちますが見栄えの良い結露防止フィルムをお試しください。
以下の透明フィルムは二重窓構造になるため、他のフィルムよりも空気層が厚く結露防止効果があります。
1,126円(税込)
ニトムズの透明フィルム 結露防止効果あり
貼り付け不可のガラス | ー |
サイズ | 90cm×180cm |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 半年 |
貼り付け方法 | サッシ枠に両面テープで貼り付け |
ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルムも実際に弊社のスタッフが自宅で使用しています。
レビューの詳細は以下の記事をご覧ください。
ガラス屋がおすすめ!結露防止フィルムを実際に貼ってみた。効果を写真付きレビュー
軽度の結露ならシートでOK!重度の結露でお悩みの方はガラス屋に相談しよう
結露防止シートを実際に購入して試してみましたが
プチプチシートは断熱効果を感じられ、結露しませんでした。
ニトムズ マドピタ
1,118円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
プチプチシートの見た目は不格好ですが、結露防止フィルムより室内が暖かく感じ、結露防止効果も期待できますよ。
ただし水滴がダラダラと垂れて、カーテンまで濡れてしまうようなひどい結露には効果がない場合もあります。
結露防止シートで効果が感じられなかった場合には、以下の対策を検討してみてください!
- 断熱フィルム(プロ仕様のメーカー品)の貼り付け
- ペアガラスや真空ガラスへの交換
- 内窓(二重窓)の設置
業者への依頼になるので、セルフで行う対策よりも費用がかかります。
その反面、結露防止・断熱効果は非常に高いです。
無料ご相談・お見積りも承りますので、手っ取り早く結露のお悩みを解消したいとお考えの方はこの機会にお問い合わせくださいませ。