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建築資材の不足、それに伴う価格高騰が相次ぎ、原価が30%〜40%変動しております。

価格維持のための努力を続けてまいりましたが、価格を変更させていただいております。

そのため、ホームページの掲載価格と、現在の価格が異なることがございます。

実際の価格につきましては、必ずお問い合わせいただきますよう お願い申し上げます。

当店は、価格変更後も他社様に負けない価格であると、自負しております!

ぜひお見積もりでご確認くださいませ。

お客様

毎年、冬は窓際がとっても寒いので、断熱フィルムかシートを貼ろうと思うんですが、「効果なし!」という意見もあるようで、貼るべきか迷っています。

実は過去に、あるメーカーが「断熱フィルムを貼るだけで、最大40%も冷暖房効率が上がる!」と謳い、断熱フィルムを販売していたのですが、「断熱フィルムの効果に根拠がない」として、消費者庁が措置命令を出した事例がありました。

こんなことがあったので、断熱フィルムを貼るべきか迷うのは、当然のことですよね…

しかし!一概にすべてのメーカーの断熱フィルムが効果なし、とは言えません。

3Mやサンゲツ、グラフィルといった、一流 窓ガラスフィルムメーカーの断熱フィルムは、効果が期待できます!

よろず
リフォーム

私たち福岡県久留米市の窓ガラスフィルム施工業者が、断熱フィルムを貼って、実際の効果を検証してみました!

今回 実験したのは、冬の寒さが厳しい 寒冷地(北海道)の賃貸マンションです。

施工前の内窓

寒冷地の住宅は、内窓(二重窓)であることがほとんどですが、内窓でも結露するほど、窓際が冷え込みます。

ここまで寒い場所なので、1番断熱効果が高い「グラフィルのRSP35LE」という断熱フィルムを貼って効果を検証しました。

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リフォーム

寒冷地の北海道で、断熱フィルムの効果が少しでもあれば、私たちが住む福岡県では、十分な効果が期待できるはずです!

では、実験結果をご覧ください。

窓際の温度

断熱フィルム施工前後の温度

※窓の右側に断熱フィルムを施工し、左側は未施工。外気温-6.7℃・室温20℃の曇りの日に観測。

断熱フィルムを貼った窓際は約14℃

断熱フィルムを貼っていない窓際は約11℃

約3℃の温度差が生じました!

結露の様子

結露を完全に防げませんでしたが

断熱フィルムを貼った内窓の方が結露垂れは少なかったです。

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多少ではありますが、寒冷地でも断熱フィルムの効果が得られました。

福岡は寒冷地より気温が高いので、もっと高い断熱効果を得られるでしょう!

また、窓ガラスフィルムメーカーの大手 サンゲツでも、断熱フィルムの効果が実証されています。

以下は、外気温6℃・暖房の設定温度20℃の晴れの日に、透明な断熱フィルム「低放射エコリム70」を施工した窓と、未施工の窓を比較した様子です。

サンゲツ断熱フィルム実験

透明断熱フィルムを貼った窓の方は22℃

透明断熱フィルムを貼っていない窓の方は14.4℃

その差は、なんと…7.6℃!

断熱フィルムを貼った窓は寒さを緩和できています。

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断熱フィルムの効果は、フィルムに含まれる「金属膜」のおかげなんです!

窓ガラスフィルムを拡大してみると、何層にもなっており、断熱フィルムは薄い金属膜が含まれています。

金属膜が、室内の暖かい熱を反射し、熱が外へ逃げないようにしています。

だから、断熱フィルムを貼ると、室内の暖かさをキープできるのです。

さらに!

夏は、冷房が効いた室温をキープできるため、涼しく快適に過ごせます。

夏は涼しく、冬は暖かい家
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このように、効果の根拠がある断熱フィルムを、当店は取り扱っております。

しかも…断熱フィルム施工、地域最安値に挑戦中!

断熱フィルムの施工事例と、施工料金の目安は、以下の記事で紹介しているので、ぜひご参照ください。

なお、当店は窓ガラスフィルムの他、窓ガラス交換も行っており、断熱フィルム以外の防寒対策もご提案が可能です。

お客様一人ひとりに合う最適な方法をお伝えいたしますので、断熱フィルムを貼ろうか迷っている方は、ぜひ一度 ご相談ください。

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実際に試して効果検証!断熱フィルムを貼っただけで冷気を若干防いだ

この記事の冒頭で、断熱フィルムの効果をご覧いただきましたが、ここでは 実験の詳細をご紹介します。

断熱フィルム 実験の内容

「断熱フィルムを貼ると、どのくらいの効果を得られるのか?」

■断熱フィルムを施工した場所
寒冷地の賃貸マンション
└リビングの大きな内窓
 (引き違いの掃き出し窓)

└室内側は透明ガラス
 室外側は網入りガラス
 ※網入りガラスは熱割れの恐れがあるので、透明ガラスに施工

窓の右側のみ施工、左側は未施工


■実験時の温度
午前9時
外気温-6.7℃(曇り)
室温20℃

※福岡県久留米市では
 同日同時刻の外気温6.4℃


■施工した断熱フィルム
グラフィル RSP35LE
└1番 断熱効果が高い
 ミラー調の断熱フィルム

└熱貫流率4.3
 └断熱性能を示す数値
  低いほど断熱効果が高い
  他メーカーは4.5~4.6程度

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今回の実験は寒冷地で行ったので、気温の高い 福岡ではもっと良い結果になると考えています。

それを踏まえて、実験結果をご覧ください。

断熱フィルムを貼らない場合と比較すると約3~7.6℃の差!

Before

断熱フィルムは、右側の窓のみ貼っています。

右側の窓のみ断熱フィルムを施工
施工前

断熱フィルムを貼っていない状態では、窓際の温度が約11℃でした。

施工前の温度

After

断熱フィルムを貼った後の窓が コチラです。

施工後

断熱フィルムを貼った状態だと、窓際の温度が約14℃でした。

施工後の温度

窓際の温度の変化を、比較してみると…

断熱フィルム施工前約11℃
断熱フィルム施工後約14℃

窓際の温度を 3℃も高く保てています。

3℃というと僅かに感じますが、それでも効果は出ているので、断熱フィルムを貼らないよりはマシ!と言えます。

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これは寒冷地での実験結果です。(外気温-6.7℃)

実験日の福岡は外気温6.4℃だったので、より高い効果を得られるでしょう。

周辺環境はもちろん、フィルムの種類によっても、効果の度合いは異なります。

ここまでに紹介したのは、グラフィルのミラー調断熱フィルムの実験結果でしたが、

サンゲツの透明断熱フィルムを施工した実験データも、ご参照ください。

透明断熱フィルム 実験の内容

「透明断熱フィルムを貼ると、温度がどれくらい変化するのか?」

■透明断熱フィルムを施工した場所
日当たりの良い大きな窓
└透明ガラスに施工


■実験時の温度
午前9時
外気温6℃(晴れ)
エアコン設定温度20℃


■施工した断熱フィルム
サンゲツ 低放射エコリム70
└透明遮熱フィルムの中で
 1番 断熱効果が高い

└熱貫流率4.5
 └断熱性能を示す数値
  低いほど断熱効果が高い
  他メーカーは4.6程度

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透明な断熱フィルムは、先ほどのミラー調断熱フィルムより性能が落ちますが、

フィルムが無色透明なので、施工後も 窓の見た目が変わりません。

サンゲツ断熱フィルム実験

透明断熱フィルムを施工した窓は、サーモグラフィで見ると赤く、明らかに温度が高いことがわかります。

透明断熱フィルム
施工前
14.4℃
透明断熱フィルム
施工後
22℃

未施工の窓と比較すると、透明断熱フィルムを施工した窓は、7.6℃も温度が高いです。

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あくまで、これは測定値であり、保証値ではありません。

しかし、断熱フィルムを貼った方が暖かい、と結果が出ているので、試す価値はあるでしょう。

ミラー調の断熱フィルムは遮熱効果もあり

今回の実験で使った ミラー調断熱フィルムは、鏡のような見た目で、太陽光を反射する性質があります。

太陽光を反射すると、室内に日射熱が入りにくく、夏は 冷房で涼しくなった室温を保てます。

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窓際のジリジリとした暑さは、窓から入ってくる日射熱が原因なので、断熱フィルムで日射熱をカットすれば、暑さを軽減できるというわけです。

ミラー調断熱フィルムの遮熱効果は、ミラー調遮熱フィルムと同等です。

※遮熱効果は遮蔽係数で示す。数値が低いほど遮熱効果が高い。

1枚のフィルムで遮熱効果+断熱効果があるので、遮熱フィルムより断熱フィルムはお得感があります。

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ただし、ミラー調のガラスフィルムを貼ると、窓の見た目が変化します。

以下の写真は、左側が未施工、右側がミラー調断熱フィルムを施工した様子です。

室内から見ると、フィルムの色味が目立ちます。

室外側から見ると、以下の写真のように、鏡の反射でギラギラした印象になります。

鏡の反射により、室内の様子が見えづらく、目隠し効果が期待できますが、窓の見た目を変えたくない場合は、透明断熱フィルムが良いでしょう。

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透明断熱フィルムも遮熱効果がありますが、ミラー調断熱フィルムより、遮熱効果が低くなるのでご注意ください。

結露防止なら内窓やガラス交換がおすすめ

お客様

断熱フィルムで防寒対策ができるなら、結露も防げますか?

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周辺環境やサッシの気密性によって、結露防止効果は変わります。

今回の実験では、施工後も結露してしまいましたが、断熱フィルムを施工した窓の方が、結露垂れが少なかったです。

冬はマイナス気温が当たり前という寒冷地だったので、他の地域では結露を抑えられる可能性があります。

とはいえ、断熱フィルムだけで 完全に結露を防ぐのは難しいでしょう。

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断熱フィルムを貼っても、寒さで白く曇ってしまいます。

結露垂れしにくくするもの、と考えた方が良いですね。

お客様

白く曇るのも嫌ですね…結露をできるだけ抑える方法はありませんか?

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それでしたら、内窓や真空ガラス、Low-E複層ガラスがおすすめです。

内窓・真空ガラス、Low-E複層ガラスは、ガラスが二重になっており、断熱フィルムの約2~3倍の断熱効果があります。

特に、真空ガラスは-26℃でも結露せず、結露防止効果が高いです。

真空ガラススペーシア・スペーシアクール・一枚ガラス結露発生温度比較(結露防止効果)
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ガラスとガラスの間に空気層があり、熱を通しにくいので、外の冷気が窓ガラスに伝わらず、結露を防げるのです。

内窓と真空ガラス、Low-E複層ガラスの効果や、交換費用の目安は、以下の記事で詳しく紹介しています。

費用を抑えて結露防止したい人はプチプチの断熱シートでDIY!

お客様

内窓や真空ガラスだと値段が高いので、もっと費用を抑えられて、効果のある結露防止対策はないですか?

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コスパが良く、結露防止効果があったのは、プチプチの断熱シートです!

掃き出し窓(90cm × 180cm)1枚分 1,000円程度で購入できます。

市販の断熱シートは効果なし、という口コミもあるのですが、いくつか試した結果、1番効果があったのは以下の商品です。

ニトムズ 窓ガラス 結露防止シート

1,100円(税込)

貼り付け不可のガラス網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス
サイズ90cm × 180cm、厚さ7mm
材質ポリエチレン
透明
貼り付け期間1年

内窓の室内側の透明ガラスに、ニトムズのプチプチ断熱シートを貼りました。

Before

After

プチプチの断熱シートを貼った後は、表面に水滴が付着していません。

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寒冷地でも結露防止できたので、効果が高いと言えます!

貼り付けも簡単で、コツ要らずでキレイに貼れました。

ただし、断熱シートの見た目が不格好な点は デメリットです。

梱包材を そのまま窓に貼り付けているような感じになります。

おしゃれな雰囲気の部屋に貼ると、違和感があるかもしれません…

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見栄えが良いのは、断熱フィルムです!お好みに応じて選びましょう。

また、プチプチの断熱シートは、断熱性能を示す「熱貫流率」を、メーカー側が公開しておらず、断熱効果があるかどうかは、ケースバイケースです。

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断熱フィルムなら、熱貫流率やメーカーの実験データがあるので、信憑性が高く、施工前にじっくり検討できますね!

デメリットはありますが、プチプチ断熱シートの コスパの良さは1番です。

費用を極力抑えたい方は、ぜひお試しください!

プチプチ断熱シートを試した様子は、以下の記事で詳しく紹介しております。

断熱フィルムはなぜ防寒対策に効く?窓のプロが効果の根拠を解説

実際に断熱フィルムを貼って、どうなったかをお伝えしてきましたが、皆様にもっとご納得いただくため、ここでは効果の根拠をご説明します。

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根拠というと難しく聞こえますが、断熱フィルムの仕組みは案外 単純で、

「窓から逃げていく熱を減らすから」効果があるんです!

熱は窓から出入りし、冬は窓から逃げ出す熱の割合が50%、夏は窓から入り込む熱の割合が74%です。

窓からこれだけの熱が出入りしているため、何もしていない窓は 寒いし 暑いのです。

逆に言えば、窓から熱が出入りしないようにすれば、寒さと暑さを緩和できます!

断熱フィルムには薄い金属膜が含まれており、その金属膜が遠赤外線(室内の暖かい熱)を反射します。

つまり、室内の暖かい熱が、断熱フィルムにぶつかることで外に逃げられず、室内に留まるため、寒さを緩和できるのです。

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金属膜は、屋外からの日射熱も反射するため、夏は室内に入ってくる熱を減らし、遮熱効果も得られるのです。

ちなみに過去に、根拠がないまま、「冷暖房効率が最大40%アップ!」と謳っていた 断熱フィルムがありますが、

当店が扱うフィルムは、熱貫流率や遮蔽係数といった数値データの他、効果検証の実験データもとっているメーカー品ですので、ご安心ください。

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3M・サンゲツ・グラフィルの断熱フィルムを取り扱っております。

断熱効果の高いおすすめの窓ガラスフィルム

断熱フィルムは、市販品も含めると 数多くの種類がありますが、フィルム施工業者が扱う、窓ガラスフィルムメーカーの断熱フィルムがおすすめです。

市販の断熱シートよりも丈夫で 剥がれにくく、断熱効果は 熱貫流率という数値でわかります。

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ここでは、3M・サンゲツ・グラフィルの断熱フィルムの効果や、実際に窓に貼った様子を写真付きで詳しくご紹介します。

3Mでおすすめの断熱フィルムは「LOW-E20SILVER」

3Mは、窓ガラスフィルムメーカーの中でも有名で、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

断熱フィルムや遮熱フィルム、防犯フィルムといった、機能性フィルムを数多く取り扱っています。

3Mの断熱フィルムは2種類で、ミラー調と透明タイプがありますが、おすすめは ミラー調断熱フィルムの「LOW-E20SILVER」です。

LOW-E20SILVER
LOW-E20SILVER
熱貫流率
(断熱効果)
4.6
遮蔽係数
(遮熱効果)
0.27
可視光線透過率
(遮光効果)
20
厚み0.075mm
機能断熱・遮熱・遮光・目隠し・飛散防止・UVカット

「LOW-E20SILVER」は、断熱効果に加え、遮熱効果があります。

断熱効果は、他のメーカーの断熱フィルムと同じ程度ですが、

遮熱効果は、断熱フィルムの中でダントツNo.1です!

断熱フィルム(メーカー名)遮蔽係数(数値が低いほど遮熱効果が高い)
LOW-E20SILVER(3M)0.27
RSP35LE(グラフィル)0.41
低放射エコリム70(サンゲツ)0.59
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「冬も夏も、快適な室温を保ちたい!」とご希望でしたら、1枚でどちらの効果も得られる LOW-E20SILVERがおすすめです。

さらに、「LOW-E20SILVER」は、遮光効果と目隠し効果もあります。

実際に貼ってみた様子をご覧ください。

3M-LOW-E20SILVERの見え方(正面の昼)

未施工の窓と比較すると、「LOW-E20SILVER」を貼った方は暗色で、日差しが入り込みにくくなります。

また、室外側からは室内の様子が見えづらく、日中はレースのカーテンを開けていても、プライバシーが保護されます。

ただしミラー調断熱フィルムは、鏡のような見た目で 光を反射するので、ギラギラして見えます。

LOW-E20 施工後 室外 斜め(昼)

ギラギラ感を抑えたい方は、ミラー調断熱フィルムではなく、透明の断熱フィルムがおすすめです。

3Mの透明断熱フィルム「LOW-E70CLAR」を貼った様子が、コチラです。

3M-LOW-E70CLARの見え方(正面の昼)

「LOW-E70CLAR」は、「LOW-E20SILVER」よりも遮熱効果が低いですが、

窓ガラスの透明度を保ったまま、「LOW-E20SILVER」と同等の断熱効果を得られます。

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年中メリットを得たいなら、LOW-E20SILVER

窓の見た目を変えずに断熱効果を高めるなら、LOW-E70CLARを選びましょう。

3Mの窓ガラスフィルムの種類や施工料金の目安は、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ご参照ください。

グラフィルでおすすめの断熱フィルムは「グラフィル RSP35LE」

グラフィルは、比較的 お求めになりやすい価格帯のフィルムが多く、極力 費用を抑えたい方にピッタリです。

断熱フィルムは、ミラー調と透明の2種類で、おすすめは ミラー調遮熱フィルムの「RSP35LE」です。

グラフィルRSP35LE
RSP35LE
熱貫流率
(断熱効果)
4.3
遮蔽係数
(遮熱効果)
0.41
可視光線透過率
(遮光効果)
34
厚み0.068mm
機能断熱・遮熱・遮光・目隠し・飛散防止・UVカット

「RSP35LE」は、メーカー品の断熱フィルムの中でも、断熱効果が1番高いです。

断熱効果は、熱貫流率で示されます。各メーカー品の断熱フィルムの熱貫流率がコチラ!

断熱フィルム(メーカー名)熱貫流率(数値が低いほど断熱効果が高い)
RSP35LE(グラフィル)4.3
LOW-E20SILVER(3M)4.6
低放射エコリム70(サンゲツ)4.5
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断熱効果の高さでフィルムを選ぶなら、グラフィルのRSP35LEで決まりです。

先ほどご紹介した、3Mの「LOW-E20SILVER」と同じく、グラフィルの「RSP35LE」もミラー調なので、暗色のフィルムです。

「RSP35LE」を実際に貼った様子がコチラ!

グラフィル-RSP35LEの見え方(正面の昼)

室外側からは室内の様子が見えづらく、目隠し効果があります。

3Mの「LOW-E20SILVER」より 「RSP35LE」の方がフィルムの色が薄く、室内からは外の景色が見えやすいです。

3M-LOW-E20SILVERとグラフィルRSP35LEの見え方比較(昼)
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断熱効果に加えて 高い遮熱・遮光効果も求めるなら、3MのLOW-E20SILVER

断熱効果だけを求めるなら、グラフィルのRSP35LEを選びましょう。

ミラー調のギラギラ感がお好みでない方は、グラフィルの透明遮熱フィルム「NS70LE」をご検討ください。

グラフィル-NS70LEの見え方(正面の昼)

やや黄みがかった透明ですが、3Mの透明遮熱フィルム「LOW-E70CLAR」より 遮熱効果が高いです。

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フィルムのサンプルをご覧いただきながら、選ぶことも可能です。

まずはお電話・LINE・メールでお問い合わせください。

サンゲツでおすすめの断熱フィルムは「低放射エコリム70」

サンゲツは、壁紙や床材などインテリア資材を扱う日本企業で、窓ガラスフィルムもご用意しております。

他のメーカーよりもデザイン性の高い 窓ガラスフィルムが特徴的ですが、機能性フィルムも優良品が多いです。

サンゲツの断熱フィルムは1種類で、透明の「低放射エコリム70」です。

サンゲツ低放射エコリム70
低放射エコリム70
熱貫流率
(断熱効果)
4.5
遮蔽係数
(遮熱効果)
0.59
可視光線透過率
(遮光効果)
68
厚み0.094mm
機能断熱・遮熱・飛散防止・UVカット・防虫

「低放射エコリム70」は、透明断熱フィルムの中で、断熱効果が1番高いです。

透明断熱フィルム(メーカー名)熱貫流率(数値が低いほど断熱効果が高い)
低放射エコリム70(サンゲツ)4.5
LOW-E70CLAR(3M)4.6
NS70LE(グラフィル)4.6
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サンゲツの低放射エコリム70は、メーカーが効果検証を行っており、断熱効果が実証されているので安心です。

「低放射エコリム70」を実際に貼った窓はコチラ!

サンゲツエコリム70の見え方

室内側は変化が感じられませんが、室外側から見ると、日の当たり具合で黄色っぽく見えます。

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フィルムの透明度が上がるほど、遮熱効果は下がります。

エコリム70は、他の透明断熱フィルムより透明度が下がる分、遮熱効果は高めです。

サンゲツの窓ガラスフィルムの種類や、施工料金の目安は、以下の記事をご参照ください。

【比較】断熱フィルムVS他の防寒対策・グッズ

窓の断熱性能を高める方法は、断熱フィルムだけではありません。

真空ガラスへの交換や内窓リフォームも、効果的な方法です。

それぞれ、メリットとデメリットがあるので、お悩みやご予算によって、最適な方法を検討してみましょう。

真空ガラスや内窓は、ガラスの種類がいくつかございます。

遮熱や防犯に効果があるガラスを採用すれば、複数のメリットが一度に得られます。

断熱対策の判断基準
  • 極力 費用を抑えたい
  • 窓際の暑さや眩しさに悩んでいる
  • 隣の建物から室内が見えて嫌だ
  • 地震や台風が多い地域、ガラスが割れる心配がある
  • 紫外線が気になる

→こんな場合は「断熱フィルム」がおすすめ!

  • 断熱効果を重視したい
  • フィルムを貼れない網入りガラス
  • 結露がダラダラ垂れる
  • 外の騒音が気になる

→こんな場合は「真空ガラス」がおすすめ!

  • 隙間風が吹いている
  • サッシが古い
  • サッシが結露する

→こんな場合は「内窓」がおすすめ!

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どの断熱対策が最適なのか判断いたしますので、お気軽にご相談ください。

飛散防止・目隠し・UVカット効果もほしい場合は断熱フィルムが最適

断熱フィルムは、他の断熱対策にはない「飛散防止効果」と「目隠し効果」が特徴的です。

万が一 ガラスが割れた時に、破片が飛び散らず、怪我をするリスクを回避できます。

3Mの飛散防止効果

強い地震の揺れや台風で、ガラスが割れて、鋭利な破片が床に散乱すると、逃げ遅れる恐れもあります。

災害時の逃げ道を確保する上でも、断熱フィルムの飛散防止効果は役立つでしょう。

グラフィル-RSP35LEの見え方(正面の昼)
昼間の様子

また、ミラー調断熱フィルムの場合は、鏡の反射によって、屋外から室内の様子が見えにくく、目隠し効果が期待できます。

ただ、目隠し効果は日中だけで、夜は見え方が逆転し、電気を付けた室内は外から丸見えになるため、ご注意ください。

グラフィル-RSP35LEの見え方(正面の夜)
夜間の様子

さらに、窓ガラスフィルムのUVカット効果は高く、紫外線を99%以上カットします。

3Mの紫外線カット効果

肌の日焼けはもちろん、家具や畳、カーペットの色あせも防ぐことが可能です。

熱割れの心配がある網入りガラスなら断熱性能の高い真空ガラスに交換

断熱フィルムは、すべての窓ガラスに施工できるわけではありません。

網入りガラスの場合は、断熱フィルムを貼ることで 熱割れする危険性があります。

網入りガラスの熱割れ

網入りガラスに断熱対策をするなら、断熱フィルムではなく、ガラス交換か内窓リフォームをおすすめします。

中でも、真空ガラス スペーシアは、断熱と結露防止効果を重視する方に おすすめです。

真空ガラス スペーシアの断熱性能は、普通の透明ガラスの約4倍で、-26℃でも結露しません。

真空ガラススペーシア・スペーシアクール・一枚ガラス結露発生温度比較(結露防止効果)

真空ガラス スペーシアは6種類のラインナップで、遮熱効果が高いタイプや、防音効果とUVカットが高いタイプなどがございます。

断熱効果を維持しながら、複数の効果を得られます。

さらに、サッシ交換は不要で、既存のサッシをそのまま使って ガラス交換が可能です。

単板ガラス・真空ガラススペーシア・複層ガラス-サッシ納まり

サッシの防寒や隙間風にお悩みなら内窓で冷気をガード

サッシや窓の気密性に問題がある場合、断熱フィルムやガラス交換では 断熱効果を期待できません。

  • 断熱性の低いアルミサッシ
  • 建付けが悪く、隙間が開いているサッシ

これらに該当するなら、既存の窓の手前に、内窓を設置すると、断熱効果が高まります。

内窓リフォーム構造

内窓は気密性が高く、隙間風をシャットアウトしてくれるのです。

熱を伝えにくい樹脂サッシを使用している内窓なら、外の冷気がより出入りしづらくなります。

外の冷気が室内に伝わりにくくなると、結露防止にも効果があります。

また、内窓によって窓の気密性が高まるということは、窓の遮音性能も上がるのです。

内窓リフォームの防音効果

窓の隙間から音が出入りしているため、内窓で窓の隙間を埋めると、音の侵入を防げます。

窓の防寒対策はプロに相談!断熱フィルム施工・ガラス交換・内窓設置に対応可

断熱フィルムの効果は本当にあるのか?検証してきましたが、

3Mやサンゲツ、グラフィルなどメーカー品の断熱フィルムなら、断熱効果を期待できます!

特に おすすめの断熱フィルムは、グラフィルの「RSP35LE」です。

グラフィル-RSP35LEの見え方(正面の昼)

グラフィルの「RSP35LE」は、断熱フィルムの中で1番効果が高く、目隠し効果もあります。

ただし、寒冷地や古い建物の場合や、結露を防ぎたい場合は、断熱効果が薄く感じるかもしれません。

より 断熱性能が良い「真空ガラス」や「内窓」をおすすめします。

よろず
リフォーム

網入りガラスの場合も、断熱フィルムは熱割れの恐れがあるので、ガラス交換か内窓リフォームが良いですね。

当店は、断熱フィルム施工の他、真空ガラスへの交換や、内窓リフォームも承っております。

  • どの断熱対策が 1番最適なのか?
  • ウチではどのくらい効果が期待できそうか?
  • 工事にかかる費用はどれくらいなのか?

など、疑問やお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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