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窓が結露して水滴が垂れると、サッシやカーテンが濡れてカビが生えることもあります。
そのため雑巾で拭き取ったり、結露取りワイパーを使ったりする方が多いでしょう。
でも、毎日拭き取るのはめんどくさいですよね?
そこで使ってみていただきたいのが 結露防止スプレーです。
シュッとするだけで、結露垂れを防ぐ、というスグレモノ!
※注意:結露を根本的に解決できる品物ではありません。
本当に結露を防止できるのか、疑問に思う方に向けて、この記事では 結露防止スプレーを実際に使い、本音でレビューします。
- おすすめの結露防止スプレー
- 第三者の口コミ
- 本当に効果があったのか
- 使用上の注意点
- 他の結露防止対策グッズとの比較
なども紹介します。
結露防止スプレーを試すにあたって、どの商品を使うのかは重要ですよね。
ガラスのプロ目線で、おすすめの結露防止スプレーを選びました。それがこちら!
これらの結露防止スプレーを実際に使ってみたのは、北海道在住の事務スタッフです。
実験したのは10月中旬で、窓に結露していない時期だったため、結露防止スプレーを吹きかけたグラスに氷水を入れて検証しました。
検証の結果、
結露ブロッカーは、結露垂れ・窓の曇りに効果がありました!
トドマールは、検証開始後すぐにグラスが曇り始め、たくさんの水滴が付着しています。
対して結露ブロッカーは、検証開始後2時間を経過しても曇りません。
ただし、水滴が小さくなっているだけなのでグラス表面は少し濡れています。
詳細はレビュー本編をご覧ください。
▼追記
雪が降って外気温がマイナスになった時期に窓ガラスで検証してみました。
グラスでの実験で効果があった結露ブロッカーを使ってみます。
窓ガラスにまんべんなく結露ブロッカーを吹きかけてから、布で軽く拭き取りました。
下の写真の状態では表面が乾燥していないのでモヤモヤして見えますが、翌日には乾いていました。
2週間後も結露垂れしていませんでした。
上の写真は、外気温-3℃の時に撮影しました。
積雪量が多く非常に寒い時期だったこともあり、一部結露の水滴が目立っていましたが
ほとんど結露垂れせず最小限に抑えられています!
ちなみに窓ガラスの見た目については、スプレー後、軽く拭いただけなので拭き跡が若干残りました。
スプレーの成分を完全に拭き取ってしまわぬよう注意しましょう!
なお、結露防止スプレーでは、結露の発生を防ぐことはできません。
費用をあまりかけずに自分でできる結露防止対策は、結露防止スプレーの他に、結露取りワイパー・結露吸水テープ・結露防止シートなどがあります。
これら DIY対策の中で最も効果的なのは、断熱タイプの結露防止シート・フィルムです。
結露防止シート・フィルムの中でも、実際に試して効果があったのはコチラの2商品でした。
1巻あたり1,233円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
梱包材のようなプチプチシートや二重窓構造になる透明フィルムなら窓との間に空気層ができるので外の冷気と室内の暖気が通りにくく、結露しづらい状態になります。
湿度が高いお部屋だと、そもそも結露しやすいのですが、窓際の湿度が60%以下であれば、結露防止シートやフィルムの効果は期待できます。
結露防止シートとフィルムも実際に購入して検証してみたので、結果は以下の記事をご覧ください。
結露防止スプレーでは結露を防げません
勘違いされやすいので、最初にお伝えしておきます。
結露防止スプレーは、結露垂れ・窓の曇り・結露によるカビを防ぐものです。
結露防止スプレーを窓に吹きかけることで、撥水・吸水効果のある薄い膜が張られ、
結露で発生した水滴を小さくするため、結露垂れしにくいという原理です。
水滴が小さくなれば乾燥がスピーディーになり、曇りにくく カビも生えにくいというワケです。
万が一、結露垂れを防げなかった場合に備えて、防カビ剤を配合したスプレーもあります。
他の結露防止対策と比較すると、スプレーはとにかく楽という点がメリットです。
・結露防止シートやフィルム、テープのように切り貼りする手間がない
└不器用な人でも簡単にできる
・一度のスプレーで2週間~1か月効果が持続する
└毎日スプレーしなくて良い
・すりガラスや型板ガラス、網入りガラス、ペアガラスなどフィルムやシートが貼れない窓ガラスに対策できる
└サッシにもスプレー可能
ただし、ひどい結露だと結露垂れすら防げないようなので注意してください。
下のようなAmazonの口コミを発見しました。
届いてから5日間の間に3回使用しましたが、普通に結露します。
結露の仕方が粒から面に変わっただけで、サッシの下はビショビショです。
窓を完全に乾かして、これをスプレーして、乾いた布で拭き取って、その日の夜にはビショビショでした。
うーん、、、画像は換気をして乾燥させ、その後これでもかと言う位吹きかけて拭き取った翌日の状況です。
結露防止スプレーを吹きかけても、水滴がダラダラと垂れています…
このようなケースには結露吸水シートやテープの方が効果的です!
1,580円(税込)
貼り付け不可のガラス | くもりガラスのザラザラ面、型板ガラスの凹凸面、網入りガラス、ペアガラス、合わせガラスなど |
サイズ | 46cm × 90cm |
材質 | ポリエステル、軟質塩化ビニル |
色 | 白(格子柄調) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
1,230円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、熱線吸収反射ガラス、有機ガラス |
サイズ | 幅3cm × 長さ10m |
材質 | 吸水性不織布、ポリエステルフィルム、アクリル系粘着剤 |
色 | シルバー、ブラック、ブロンズ、ホワイト |
貼り付け期間 | 6か月 |
発生した結露が垂れないようにする対策グッズは、
結露防止スプレーや結露吸水テープ、結露取りワイパーです。
結露垂れの度合いでこれらを使い分けましょう。
結露の発生を抑える対策グッズは
断熱タイプの結露防止シートとフィルムです。
1巻あたり1,233円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
結露は湿度が高いことで発生しやすいのですが、それ以外にも、窓ガラスの表面が外の冷気で冷たくなり、室内の空気との温度差が大きくなることで結露が発生します。
プチプチシートや二重窓構造になる透明フィルムは分厚い空気層があるおかげで熱が伝わりにくく、クッションのような役割になって温度差を小さくするため、結露を防げるという仕組みです。
ただし、先ほど紹介したようなダラダラ垂れるひどい結露だと、正直どの結露防止対策グッズを使っても、十分な効果は期待できません。
また、網入りガラスやペアガラスにシートやテープを貼ると熱割れの恐れがあるため、使用できる窓も限られています。
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試した結果…結露防止スプレーは超お手軽!結露垂れしない・白く曇らない
実際に2種類の結露防止スプレーを試してみて
結露垂れ・窓の曇りに効果があったのは「3S 結露ブロッカー」でした。
(結露ブロッカー)
(トドマール)
写真をご覧いただければわかる通り、
結露ブロッカーは水滴がグラスの表面に付いていません。
一方、トドマールを吹きかけたグラスは白く曇り、大きな水滴が付いています。
検証開始から30分経っても、結露ブロッカーは結露が目立ちません。
一方、トドマールを吹きかけたグラスは、水滴がグラス全体に付着しているものの、底まで結露が垂れることはなかったです。
トドマールはその名の通り、
結露の水滴をガラス面にとどめて、結露垂れを防いでいました。
・効果があったのは「結露ブロッカー」
└白く曇らず、ガラス表面をクリアに保った
└水滴が小さくなり、結露が垂れていない
・「トドマール」も結露垂れは防いだ!
└ガラス表面の水滴は目立つ
└スプレー後は自然乾燥なのでスプレー跡がまだら模様に見える
カーテンがベチャベチャになって困っている方は、結露吸水シートを窓ガラス全面に貼るのが良いです。
あとは結露取りワイパーで地道に取るか、結露しにくい窓ガラス交換・内窓設置で窓自体の性能を高める方法を検討しましょう。
ガラス屋がアドバイス!結露防止スプレーの選び方
結露防止スプレーは コーナンやカインズなどのホームセンター、Amazonや楽天市場などで販売されています。
忙しい人はスプレーするだけのタイプ、キレイ好きな人は拭き取りタイプ
結露防止スプレーは大きく2つのタイプに分けられます。
- スプレーするだけでOKのタイプ
- スプレー後に拭き取るタイプ
時間がない人やめんどくさがりさんは、スプレーするだけのタイプ、
窓をキレイに保ちたい人は、拭き取りタイプが適しています。
それぞれメリットとデメリットがあるので紹介しますね。
主な成分:吸水ポリマー
<メリット>
・シュッと吹きかけて後は自然乾燥なので手間なし
・均等にまんべんなくスプレーするだけなのでコツも不要
<デメリット>
・つけすぎ注意!液が垂れて汚れたように見える
・吸水したポリマーが窓にくっついてしまうことがある
主な成分:界面活性剤
<メリット>
・多少つけすぎてもスポンジなどで伸ばすから仕上がりがキレイ
・スプレーついでに窓拭き掃除もできる
<デメリット>
・スプレー後に拭き取る手間あり
・拭き取りに使ったスポンジや雑巾に付着した成分が洗濯で落ちにくい
できるだけ効果の持続期間が長いスプレーを選ぼう
結露防止スプレーの効果持続期間は、2週間~1か月程度です。
その期間を過ぎたら窓を水拭きしてスプレーし直さなければならないので、効果が長持ちするスプレーを選んだ方が楽です。
例えば、下の結露防止スプレーだと約30日間効果が持続するとされています。
中性洗剤を20倍の水で薄めた「手作り結露防止スプレー」を使う方法もありますが
水道水なので腐敗が早く、1週間程度で使い切らなければなりません。
また、洗剤成分が窓ガラスにとどまって泡立ったり、ベタついたりして汚れやすいです。
市販品を購入してスプレーした方が手入れが楽です。
防カビ成分配合なら、万が一 結露ダレしてもカビは発生しにくい
結露で発生した水滴を撥水・吸水する主成分の他、
防カビ成分や除菌、クリーナー成分なども配合した商品があります。
例えば、下の結露防止スプレーは吸水ポリマーに加えて 防カビ剤が含まれています。
結露防止スプレーは、結露垂れを抑制するものなので絶対に結露垂れしないわけではありません。
万が一、サッシまで水が垂れても、防カビ成分のおかげでカビの発生は抑えられるでしょう。
人気の結露防止スプレーを実際に試してみた!
それぞれのスプレーの価格・容量・口コミ評価を比較しやすいよう表にしてみました。
価格 | 容量 | 効果持続期間 | 口コミ評価 | |
トドマール | 1,662円 | 300ml | 1か月 | ★2つ半 |
結露ブロッカー | 2,200円 | 250ml | 2週間 | ★3つ |
・トドマール
└スプレーだけのタイプ
└効果持続期間が1か月と長め
└防カビ抗菌剤配合
・結露ブロッカー
└拭き取りタイプ
└ホテルや旅館で使われている実績がある
└効果を検証したデータがある
スプレーするだけタイプ「結露吸水スプレー トドマール」
スプレーしたら約2時間自然乾燥させるだけ!
これ1本で、60×180cmのガラス13~15枚分使えます。
浴室の窓、ドア、車の窓には使用不可です。
結露防止スプレーを吹きかけた様子
スプレーしようと思ってレバーを引いたのですが、なかなか液が出てきません。
粘度の高い液なので初回の噴出には十数回のスプレー作業を要します。
30回くらいレバーを引いたら噴出されました。
スプレー後は完全に乾くまで触れないように、と説明書きがあったため このまま放置します。
乾燥後、触ってみるとペタペタしました。
拭き取りタイプ「3S 結露ブロッカー」
国内8,000件以上のホテル旅館と取引している 洗剤専門店が開発した結露防止スプレーです。
12月の東京都内で実験を行い、一度スプレーすれば最大14日間結露を防止できたというデータもあります。
窓以外にドアやショーケースなどでも使えますよ。
結露防止スプレーを吹きかけた様子
トドマールよりも水っぽい液で、スプレーしている最中に液が流れ落ちてきました。
説明書には、スプレー後拭き取って1~2日で効果を発揮する、とあります。
キレイなタオルを使って、手が触れないようスプレー液を拭いていきます。
拭き取りすぎると液が取れてしまうので、薄く液を伸ばすイメージで拭いています。
拭き取った後、触ってみるとヌメヌメしていました。
【本音レビュー】結露防止スプレーは本当に結露垂れを防いだ!
実際に試した結果、
結露ブロッカーも、トドマールも、結露垂れに効果あり!
ただし、グラス表面に付着した水滴に関しては差があります。
トドマールの方が水滴が目立っており、結露ブロッカーはクリアな状態を保っていました。
スプレー後のグラスに氷水を入れて、検証していきます。
ちなみに検証前、何もしていない普通のグラスで結露するのかやってみたところ
氷水を入れてすぐに曇りました。
氷水を入れた直後
一気にグラスが冷え、トドマールの方は下の方が少しだけ曇りました。
2~5分後
トドマールの方がどんどん白く曇っていくのがわかります。
結露ブロッカーは全く変化がありません。
10分後
10分経過したあたりで、トドマールの方に大きな水滴が出てきました。
結露ブロッカーの方は冷気を感じますが、水滴はガラス表面に付着していません。
20分後
20分後、氷が全て溶けました。
10分前よりトドマールの水滴が大粒になっています。
結露ブロッカーはいまだ変化がありません。
30分後
検証開始から30分。
ついにトドマールの方はグラスの下まで大粒の水滴がついてしまいました。
ただ、よく見ると水滴は垂れておらず、その場にとどまっているようです。
結露ブロッカーの方は表面が濡れたように見えます。
人気の2品を試した結果、総合的に見て結露ブロッカーの方が良かった
結露ブロッカーは、ガラスの表面をクリアに保ち、結露垂れを防ぎました。
トドマールは、ガラス表面に大粒の水滴が付着しましたが、結露をその場にとどめていたので、底には垂れていませんでした。
トドマールの方は、結露垂れしていなくても、ガラス全体に結露の水滴がついているのが気になります。
結露ブロッカーの方は、見た目がキレイですよね。
万が一、下の方に結露が垂れても吸水テープで吸い取れば問題なさそうです。
他の人の口コミ「よく乾かすと効果があった」「ひどい結露だと効果なし」
今回は窓ガラスに直接スプレーしたわけではないので、実際のところどうなのか?については、第三者の口コミも参考にしてみましょう。
結露ブロッカーの口コミ
商品が届いて1回目の使用時は、私の窓の拭き方が甘かったのか、
水分を拭き取れきれなかったようで少し結露ができてしまいました。
数日後の2回目では完全に窓のフチまで乾いた状態で使用したところ…
翌朝驚くほど結露が無く、早くこんな商品を見つけていれば!と家族で喜びました。
その後10日間は結露に悩まされずに済みました。労力削減できました。
・長時間人がいる部屋
・暖房はエアコン
・加湿器を使用
以上の環境で,説明通りに吹き付けてふき取って使用したところ,かなり結露が減りました。
全くなくなるというわけではありませんが,悩むほど結露することはなくなりました。
とても満足です。
結露のすごい窓一部にスプレーして布で薄く塗るように塗布。
次の日は結露がなく感動!
これなら頑張って窓全面に塗ってみるか~、足りるかな~大変な作業だな~と思いもう一日放置。
もうびしょびしょでした……そもそも一週間くらいしか持たないってあるし、
そんなしょっちゅう、沢山の場所塗るのは大変。
1日しか持たなかったのでもうリピなし。
小さい範囲で大したことないくらいなら効くと思います。
画像の向こう半分は塗っていません。
手前半分にスプレーしました。
明らかに違いますが、ガラス面は濡れたようになっています。
中性洗剤を薄めた液剤を塗ったのと変わらない気がします。
効果は数日かな。
結露が激しいとどうしても液剤が流れてしまうのかも。
トドマールの口コミ
低い評価が多いので驚きました。3年前から毎年使っています。
一度にたくさんスプレーせずに、結露とともに流れ落ちてしまった、となってから再度スプレーします。
前のレビューの方のように、丁寧にやれば一番いいでしょうが、
私は晴れて乾いている日はそのまま上からスプレーしてます。
一回スプレーすれば効果が続く、とか
結露自体が減る、と勘違いしているとがっかりするのでしょうか。
この商品は、結露を防ぐのではなく、結露が流れ落ちるのを防ぐのです。
この商品は、昼間に十分湿度が低下する環境なら、非常に役に立ちます。
ただ、私の家は構造上、昼間でもあまり湿度が下がらないため結露防止の効果はありませんでした。
しかし、このスプレーに含まれている防かび成分が聞いたのか、
結露してもカビの黒ずみができなくなりました。
去年の冬に購入しました。
結露の激しいご家庭には、向かないと思います。
ある程度の結露は吸収して、ゲル状になってくれるのですが、
許容量を超えると、ゲルも流れてくるので困りますねー。
窓枠の溝にジュルジュルのゼリーをこぼしたような状態になります。
あと、ゲルが結露を吸収した状態で、カーテンが張り付いてしまうこともあるかとは思いますが、
ゲルになっている分、乾燥しにくく、
早めに洗濯しないと、黄色いシミになってしまいますので、気をつけてください。
加湿量を調節すれば使える商品だと思います。
大量の結露にはやはり吸水力が耐えられずにサッシに流れ落ちる。
防カビ効果があるのが救いで、カーテンやサッシのパッキンがカビなければまぁ良いかという感じです。
結露防止スプレーを使用する上での注意点
結露防止スプレーは広範囲に吹きかけるだけなので、特にコツを必要とせず、誰でも簡単に使えます。
ただし、注意しておくべき点はいくつかあるのでご紹介します。
スプレー前に必ず窓をキレイに拭く
スプレーする前に、窓掃除をして汚れやホコリなどを拭き取っておきましょう。
窓が汚れたり濡れたりしているとスプレーの液が密着せず、撥水・吸水効果のある薄い膜がきちんと張られません。
窓掃除をした後、窓が完全に乾燥するまでスプレーしないでください。
中性洗剤を水で薄めた水溶液で窓を拭くと、汚れがよく取れるのですが
中性洗剤の成分が窓に残ってしまい、スプレーの効果が薄れてしまうケースも考えられます。
スプレーによって洗剤の使用の可否は異なるため、使用前に説明書をよく読みましょう。
換気する、マスクを着用する
日中の天気が良い日に窓を開けて、結露防止スプレーを使いましょう。
閉め切った部屋で結露防止スプレーを吹きかけると、スプレーの成分で気分が悪くなる恐れがあります。
またスプレーしている最中に窓が結露すると薄い膜が流れ落ちてしまい、効果が薄れます。
なお、広範囲に吹きかけた場合
スプレーの液が跳ね返ってくることがあるため、マスクをしておくと安心です。
効果が切れたら、水拭きして再度スプレーする
結露防止スプレーの効果は最大でも1か月です。
効果持続期間を過ぎたら、窓を水拭き・乾拭きして再度スプレーしてください。
結露がひどい窓は、通常より効果持続期間が短くなる可能性があるため、こまめに拭き取ってスプレーしなおしましょう。
結露防止スプレーと他の対策グッズを比較!どれが効果的?
結露防止対策グッズは、スプレーの他に
- 結露防止フィルム
- 結露防止シート(断熱シート)
- 結露吸水テープ
- 結露取りワイパー
などが挙げられます。
スプレー | フィルム | シート | テープ | ワイパー | |
防止 | × | ○ | ◯ | × | × |
手軽さ | ◯ | × | ○ | ◯ | ◯ |
費用 | ◯ | △ | △ | ◯ | ◯ |
耐久性 | × | ◯ | △ | △ | ◯ |
・結露防止効果と手軽さを重視したい
└結露防止シート(断熱シート)
デメリット:梱包材のプチプチのような見た目
・結露防止効果があり、見た目が良くて長持ちするものがいい
└結露防止フィルム
デメリット:窓に貼り付けるのが難しい
・結露垂れを抑えたい、窓の曇りをなくしたい
└結露防止スプレー×結露吸水テープ
デメリット:効果が短い、ひどい結露だと効果なし
・結露垂れがひどい
└結露取りワイパー×結露吸水テープ
デメリット:定期的に結露取り・テープ交換が必要
結露防止シート・結露防止フィルム・結露取りワイパーも、実際に商品を購入して試してみましたが、やはり空気層がある結露防止シートと二重窓構造になる透明フィルムが1番結露を防いでいました。
実証結果の詳細は以下の記事からご覧ください。
スプレーは結露取りを楽にしたい人向け!結露予防ならガラス屋に相談
結露垂れ・窓の曇りを防ぐなら「結露ブロッカー」がおすすめです。
ただし、窓ガラスの表面は濡れている状態でしたのでカーテンがびちゃびちゃになって悩んでいる方には適していません。
シュッとするだけのスプレーがぴったりですね!
実際に試してみて、トドマールも結露垂れを防ぎましたが、ガラスの表面に大粒の水滴が付いてしまったため
見た目がキレイだった結露ブロッカーが良いな、と個人的に感じました。
また結露防止スプレーを使ってもサッシまで結露が垂れてしまう可能性がありますが
吸水テープを使えばサッシは濡れずに済みます!
なお、結露防止スプレーは、結露の発生自体を防ぐわけではありませんのでご注意ください。
断熱性能が非常に高いわけではないため、湿気が多い部屋・築年数が古いお家では結露防止効果を感じられないかもしれません。
外気温がマイナスになっても結露しない
窓ガラスへの交換・内窓の設置が1番効果的です!
- 真空ガラスへの交換
- 内窓(二重窓)の設置
業者への依頼になるため費用がかかる反面、結露防止効果は絶大です。
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