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この記事は『冬になると窓の結露がひどく悩んでいる』『結露の発生を防ぎたい』という方に向けて、結露防止フィルムをご紹介します。
窓が結露して、その水滴が垂れると、サッシやカーテンが濡れ、カビが生えて大変なことになってしまいますよね。
そこで、市販の窓ガラスフィルムを貼り付けて、結露を防止できるのか実験してみました。
- 結露防止に効果があったのか
- 素人でもフィルムは貼れるのか
- おすすめの結露防止フィルム
- 結露防止フィルム購入者口コミ
- 他の結露防止対策との比較
などを紹介していますので、フィルムの購入前にぜひご覧ください。
窓ガラスのプロならではの視点で、結露防止フィルムについて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
結露防止フィルムは ニトリなどのホームセンターや、Amazonなどネット通販でも購入できます。
今回はプロ目線で結露防止フィルムを選び、北海道在住の当店スタッフの自宅に結露防止フィルムを実際に貼ってみました。
貼り付けたのは以下の3種類です。
2,360円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス・ペアガラスは熱割れの恐れあり |
サイズ | 90cm×200cm |
色 | シルバー、ブラウンシルバー、ブラックシルバー、ブルーシルバー (今回はブルーシルバーを使用) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
貼り付け方法 | 水貼り(中性洗剤を入れた水溶液) |
1,740円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス・ペアガラスは熱割れの恐れあり |
サイズ | 60cm×200cm (サイズは他にもあり) |
色 | すりガラス調(乳白色) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
貼り付け方法 | 水貼り(中性洗剤を入れた水溶液) |
プロでも難しいといわれるガラスフィルムの貼り付けを素人でもできるのか?
現場スタッフのアドバイスをもとに、施工経験のない事務スタッフが実践してみたところ…大失敗!
気泡が目立ちますよね(泣)
結露防止に効果があるのか、実験しようとしましたが、それ以前にフィルムを上手く貼れません。
ミラータイプのフィルムが特に難しく、ホコリも入ってしまいました。
掃除が甘いと、ホコリが間に挟まってしまいます。
すりガラス調のフィルムは比較的貼りやすく、表面がザラザラしていたので多少気泡が入っても目立ちませんでした。
・フィルムを貼り付ける前に窓の拭き掃除を完璧にすべし!
└ホコリ、汚れは全てキレイに取り除こう
・素人はプロに貼り付け依頼すべし!
└手先が器用で自信があるならやってみてもOK
・自分で貼るなら気泡が目立たないデザイン・ピッタリサイズにカットされたフィルムを選ぶべし!
└凹凸があるフィルムだと目立ちにくい、サイズが合えばカットする手間を省ける
窓ガラスフィルムの貼り付け事例や費用は、以下の記事を参考にしてみてください。
さて、肝心の結露防止効果は?というと
結露したフィルムもあれば、結露を防いだフィルムもありました。
フィルムの性能はもちろん、窓周辺の環境によっても差が出ます。
- 今回貼り付けた窓の状態、周辺環境
- 結露防止フィルムの効果が期待できないケース
- 貼り付けた3種類のうち、どれが1番効果的だったのか
など、詳細は本編のレビューをご覧ください。
また、実験したのは冬のはじまりでしたので、寒さが厳しい時期になったら随時追記レビューをしたいと思います。
▼追記
すりガラス調:DUOFIRE めかくしシート 窓用フィルムとミラータイプ:KTJ 窓用フィルムは
外気温-2℃、室温19℃の環境下だと結露が目立ち、効果がありませんでした。
大きな水滴がポツポツ付着しています。カーテンもビチャビチャの状態でした。
対して、ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルムは同じ環境下でも結露していませんでした。
ただし、数日後…透明フィルムを貼ったガラスに内部結露を発見!
サッシに透明フィルムを貼り付けた際、密閉性が足りなかったようで隙間から空気が出入りしたため、透明フィルムとガラスの間が結露してしまっています。
この結果を踏まえると…
すりガラス調:DUOFIRE めかくしシート 窓用フィルムとミラータイプ:KTJ 窓用フィルムは結露防止効果なし!
手先が器用でキレイにフィルムを貼れるなら、結露防止効果を期待できるニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルムがおすすめです!
・費用を安く済ませたい、結露を軽減したい方
└結露防止を期待できて貼り付けが簡単:断熱シート(プチプチシート)
└貼り付けは難しいが効果的で見栄えが良い:結露防止フィルム
└ダラダラ垂れる水滴、サッシの結露には:結露吸水テープ
└結露の拭き取りを楽にするなら:結露取りワイパー
└網入りガラスや凹凸があるガラスには:結露防止スプレー
・セルフの対策では効果がなかった、結露させたくない方
└真空ガラス・内窓(二重窓)
それぞれの結露防止対策の効果・費用などの詳細は、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
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結露防止フィルムは断熱・結露に効果あり!ただし1人で貼るのが難しい
実際に結露防止フィルムを使ってみてどうだったのか?結論から申しますと
結露防止・断熱に効果がありました!
結露防止フィルムを貼った窓ガラスを触ってみたのですが、何も貼っていない窓の方が冷たく感じます。
窓が冷たくなると、暖房で暖まったお部屋との温度差が大きくなり、結露が発生してしまうので
フィルムを貼ったら窓の冷えを抑えられた=結露が発生しにくい、ということですね!
簡単に貼れて楽でした。
貼ってから一ヶ月がたちましたが結露も軽減しました。
(完全になくなったわけではないです)
また、部屋の寒さも少しですが軽減されました。
貼った窓と貼っていない窓を触り比べてみましたら冷たさが結構違いました。
リビングの窓に張りました。
張り直しができるので 失敗することがなくキレイに張れました。
(水には説明の通り洗剤を数滴いれています。)
当方北海道で、今年は暖冬のせいもあるかもしれませんが 断トツ 結露が減りました。
買って良かったです。
しかし、
結露を完全に防げるわけではありません!
特にサッシの結露やダラダラ垂れる程度の結露には効果がなく、窓の状態・周辺環境によってはガラス面も結露する可能性が高いです。
以下に当てはまるお家ですと、結露防止効果が感じられないかもしれません。
・北海道や東北など寒冷地のお家
・築年数が古く、隙間風が吹くお家
・湿気が多いお家
・透明ガラスや普通のペアガラスの窓
・サッシの結露がひどい窓
今回 結露防止フィルムを貼り付けた家は、冬になるとマイナス気温が当たり前の寒冷地にあり、元々二重窓にもかかわらず結露するような状態でした。
気温6℃の雨の日、何も対策していない窓は結露し、ミラータイプとすりガラス調のフィルムを貼った窓も効果がなかった一方で、
二重窓構造になる透明フィルムは結露を防ぎました!
窓の角側のガラス面は小さな水滴が付着しており、サッシは冷たくなって水滴が垂れていました。
(追記:2021年12月)
二重構造になるニトムズの透明フィルムは、内部結露が生じてしまいました。
外側から触っても…
内側から触っても濡れておらず、フィルムとガラスの間で結露していることがわかります。
フィルムと窓ガラスの間が密封されていない場合は、内部結露が生じます。
貼り付けが上手くできれば、冷たい空気と温かい空気がシャットダウンされて結露しなかったと考えられます。
なお、結露防止対策グッズの中では
プチプチの断熱シートと二重窓構造になる透明フィルムが1番効果的でした。
プチプチの断熱シートは貼り付けが簡単な反面、見た目が不格好な点がデメリットです。
二重構造になる透明フィルムは貼り付けが難しいですが、見栄えが良くインテリアの邪魔をしません。
吸水テープ・断熱シートも実際に購入して試しましたので、検証結果や1番良かった商品は以下の記事をご覧ください。
※補足
窓の断熱性能をより高めて結露の発生を防ぐなら、結露しにくい真空ガラスへの交換や内窓の設置を検討しましょう。
効果・費用の詳細は以下をご覧ください。
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フィルムの貼り付けは、2人以上での作業を推奨!
大きな窓だとフィルムのサイズも大きいため、一人で作業するのは不可能です。
作業内容だけ見ると、一人でもできそうと思いましたが
- フィルムを貼る前に窓をキレイに拭く
- 窓のサイズを測ってカットする
- フィルムを剥がしながら、水を吹きかける
- スキージーで水と空気を抜く
これらを実際にやってみると、剥離フィルムを剥がしながら水を吹きかけるだけでも大変!
神経を使う作業が多いので疲労感もすごいです(笑)
個人的に、フィルムのカットも面倒でした。
広い場所でやらないと作業がしづらく、曲がらないように真っ直ぐカットするのは至難の業…
ロールされているフィルムは誰かに押さえてもらわないと、くるくる丸まってしまい本当に大変です。
窓拭きを怠ると大失敗
さらに窓拭き掃除とスキージーのかけ方が甘かったのか、水と空気が抜けきれておらず所々ホコリも入っています。
貼り付けた翌日に窓を見ると、こんなことに…
太陽の光が当たると、気泡が影になってレースのカーテンがまだら模様に見えます。
業者に依頼すれば、性能値が高い3Mの断熱フィルムにできる
業者に依頼すると市販では購入できない 高性能な断熱フィルムを貼り付けられます。
プロが扱うメーカー品は、「熱貫流率」という数値で断熱性能が示されており、例えば「3M」というメーカーの断熱フィルムは熱貫流率が4.6です。
熱貫流率は数値が低いほど断熱性能が高く、普通の透明なガラスで6.0程度なのでプロ用断熱フィルムの断熱性能が高いといえます。
また、市販のフィルムは0.03mm程度の厚みですが、プロ用断熱フィルムは0.08mmです。
厚みがあるほど断熱性能が高く、窓が冷たくなりにくいため、結露しにくくなるのです。
市販品は断熱性能の数値がデータで示されておらず、実際のところどのくらい結露防止に効果があるのかはわかりません。
しかし、フィルムの厚みが薄いのでメーカー品より結露防止効果が低いでしょう。
なお、断熱フィルムの熱貫流率は先ほどお伝えした通り、高くても4.6程度です。
実はペアガラスやLow-E複層ガラスの方が、熱貫流率が低い(断熱性能が高い)です。
3M断熱フィルム | 普通のペアガラス | Low-E複層ガラス |
4.6 | 3.3 | 1.7 |
お悩みやご予算に合わせて最適な窓リフォームをご提案いたしますので、まずはお問い合わせください。
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結露防止フィルムを実際に貼って効果検証!
先ほどお伝えした通り、市販のガラスフィルムは性能値がデータで示されていないので実際の効果がどのくらいあるのかわかりません。
「じゃあどのくらい結露を防止できるのか確かめてみよう」というわけで、いくつか結露防止フィルムを購入して、実際に弊社の事務スタッフの家で試してみました。
・築6年 賃貸 鉄筋マンション 2LDK
・窓は計3か所、全て引き違い窓
└リビング(西向き)
└作業部屋(西向き)
└寝室(南向き)
・寒冷地のため元々二重窓、でも気密性が低く隙間風が吹く
・2年前くらいから結露が気になりだした
・リビングの窓が1番大きく、冬は冷気を感じる
窓の断熱性能を高めれば結露だけでなく寒さも防げるので、1番快適に過ごしたい リビングの窓に結露防止フィルムを貼ります。
ガラス屋さんに聞いた結露防止フィルムの選び方
ガラスフィルムは様々な種類があるのでどれが良いかわからないですよね。
今回 貼り付ける結露防止フィルムを、プロのアドバイスをもとに選んでいきます。
「飛散防止」がメインではなく「断熱」を謳っている商品がおすすめ
市販のガラスフィルムは「飛散防止」「目隠し」目的であることが多く、実は「結露防止」目的のフィルムはなかなか見つからないんです。
何度も言いますが窓の断熱性能が高まれば、窓の冷えを和らげて結露が発生しにくくなるため、結露防止にも効果があるといえます。
「断熱フィルム」で検索するといくつか候補が出てくると思いますので、その中から選びましょう。
また、マジックミラーやすりガラス調の目隠しフィルムでも、断熱を謳っているケースもあります。
どれくらいの効果があるのかは正直なところ不明ですが、口コミを参考にすると信憑性が高まります。
貼りつける窓ガラスの種類に合うフィルムを選ぼう
画像左が網入りガラス、右がペアガラスです。
これらのガラスにフィルムやシールを貼ると、熱割れを起こす可能性があります。
画像左がすりガラス、右が型板ガラスです。
すりガラスは表面がザラザラ、型板ガラスは凸凹しているため
フィルムが上手く くっつかず剥がれやすくなります。
以上のアドバイスをもとに、Amazonで人気のガラスフィルムから以下3種類をピックアップしました。
透明な断熱フィルム:ニトムズ 窓ガラス透明断熱フィルム
・結露しにくい 二重窓構造を簡単につくれる
・窓に直接貼らないので網入りガラス、ペアガラス、すりガラス、型板ガラスでも対応可
・粘着、塗工技術をもつ総合部材メーカーであるニトムズのフィルム、国産だから安心
・サッシ枠に3cm程度のスペースがあり、両面テープを貼れる
・網入りガラス、ペアガラス、すりガラス、型板ガラスに貼りたい
・透明な結露防止フィルムを探している
<Amazonの口コミ>
空調衛生のプロとしてレビューします。
本製品は『外気温/窓ガラス/空気層/フィルム/室温』となるように張ります。
また空気層の断熱性能は非常に高く、貼り付け後フィルムを触っても全然冷たくありません。
窓ガラスが結露している方には非常にお勧めします。
なお注意点として2つ挙げます。
・室温が低く乾燥しているときにフィルムを取り付けてください。
・ガラス面は断熱できますが、サッシ面は冷たいままですので、そこから結露します。
以上です。
私は張り付けて以来、エアコンの設定温度を21度→19度に変更できたので満足です。
多くの方がレビューされている通り、施工が大変難しい商品です。
施工性
1人で作業を行いましたが、綺麗にシワ無く貼り付けることは到底不可能で、
手先指先の器用な人達が2人で作業したとしても、果たして綺麗に貼れるのか疑問です。
施工後の見た目も悪く、ヒートガンでシワ伸ばしをすれば一見綺麗になりますが、
数日経つとフィルムが伸展するのか再びシワが寄ります。
断熱性
窓側に居ると感じていた冷気が抑えられました。これだけは効果を実感出来ます。
ただ、加湿器で加湿をするとシリカゲルを封入した内側にも
薄らとガラス内側下部に曇る程度の結露が発生します。
加えてフィルム室内側にも結露が発生。
その量は施工前のガラスと比較して随分と少量ですが、指で文字が書ける程度です。
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 水溶液(中性洗剤1:水200)
- 定規
- カッター
- ドライヤー
水溶液は、水200mlを霧吹のボトルに入れて中性洗剤を2滴垂らしてつくりました。
どのフィルムも必ず拭き掃除を行ってから貼ります。
用意できる方は上の写真にあるような窓掃除用ワイパーや
下のようなスクレーパーもあると、窓に付いた細かな汚れをキレイに取れますよ。
なお水溶液を吹きかけるので床がビチャビチャになります。タオルなどを敷いておくと片付けが楽です!
その他、付属の両面テープとマスキングテープ、シリカゲル(乾燥剤)を使います。
<貼り付け手順>
パッケージに記載されていた貼り付け方法を参考に貼っていきます。
引き違い窓の場合、鍵の付いている位置によって貼り方が異なり、鍵部分に付属の部品をはめる工程があります。
今回、貼り付けるのは引違い二重窓の手前側で鍵なしなので、付属部品をはめる工程は省きます。
1. 窓ガラスとサッシの汚れを取り除いて水分を拭き取る
今回使うフィルムはガラスではなくサッシに貼るタイプです。
きちんと接着するようにサッシの汚れを取り除きしましょう。
またフィルムを貼った後は窓の拭き掃除ができないため、ガラス面もキレイにしておいてください。
窓は頻繁に掃除していなかったので良い機会と思い、全てのお部屋の窓を拭きました(笑)
2. サッシに両面テープとマスキングテープを貼る
両面テープが内側、マスキングテープが外側になるよう、サッシに貼ってください。
まずは両面テープから貼っていきますよ!
引き違い窓の場合は途中までテープを貼ったら、窓を動かして反対側も貼ってください。
※先に水貼りタイプのフィルム2種を貼ったので、窓ガラスがすりガラス調・ブルーになっています。
両面テープを貼り終えたら、両面テープの隣にマスキングテープを貼ってください。
サッシに段差があり、マスキングテープが貼りにくかったですが、マスキングテープは傷防止用で最後に剥がすので多少ガタついても大丈夫ですよ!
3. 両面テープの剥離紙を剥がしてフィルムを貼る
引き違い窓の場合は両面テープの剥離紙を途中まで剥がし、窓ガラス全体を覆うようにフィルムを貼ってください。
フィルムの位置を調整している最中に両面テープにフィルムがくっつくので、誰かにフィルムを引っ張ってもらいながら作業するとスムーズですよ!
フィルムと窓の間にシリカゲル(乾燥剤)を入れることを忘れずに!
シリカゲルは2つ付属されていたので、窓の両角に配置します。
後でカッターでキレイに切ります。
引き違い窓は反対側のサッシに貼るため、フィルムを巻き込みながら窓を移動します。
フィルムがグシャグシャになるので心配でしたが、後でドライヤーをかけたらキレイになりましたよ!
窓を移動したら残りのフィルムを両面テープに貼り合わせていきます。
下までフィルムを貼る前に、もうひとつのシリカゲルを入れてくださいね!
シリカゲルを入れたらフィルムを貼り付けて密封します。
両面テープにフィルムが圧着するよう、指で押さえつけると良いです。
4. 余分なフィルムをカットしてマスキングテープを剥がす
カッターで余ったフィルムを切ります。
両面テープとマスキングテープの間をカットする際、サッシに傷がつかないように注意してください。
説明書には、フィルムを両面テープに沿って折り曲げ、マスキングテープの中央に刃の先端があたるようにしながら切る、とあります。
内側のフィルムが切れてしまいました…
せっかく密封された状態で二重窓構造になったのに、切れたところから空気が入ってしまいます。
空気層が密封された状態でないと結露を防止できないので、透明なテープを貼り付けて応急処置をしました。
気を取り直して…残りの余分なフィルムをカットしていきます。
カットしたらマスキングテープは全て剥がしましょう。
5. ドライヤーを熱風をあて、フィルムのシワを伸ばして完成!
サッシの全周を指で押さえ、フィルムを圧着させた後、フィルムにドライヤーの熱風をあててシワを伸ばします。
ドライヤーは5cm以上フィルムから離して左上から左下、右下、右上の流れで1周ぐるっとあててください。
全体にドライヤーをあてたら、シワが気になる部分だけあてていきます。
同じ箇所に10秒以上熱風をあてたり、シワが伸びたところにドライヤーをあて続けたりすると
フィルムが破れるので注意です。
シワシワだったフィルムがキレイになりました!
完成です!
遠目から見ると本当に透明で、フィルムを貼っていることがわかりません。
ただ近くで見ると透明なテープを貼ったところは目立ちますね…
両面テープ部分のシワも気になります。
今回は二重窓の内側の窓だったので省略しております。
フィルムの貼り付け時間:約1時間
・二人で作業しないとフィルムが両面テープにくっついてしまい貼りづらい
・フィルムのカットが難しい、内側のフィルムが切れると仕上がりが悪くなる
・両面テープのシワは伸びない、クリーム色の両面テープが若干目立つ
ミラータイプの断熱フィルム:KTJ 窓用フィルム
2,360円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス・ペアガラスは熱割れの恐れあり |
サイズ | 90cm×200cm |
色 | シルバー、ブラウンシルバー、ブラックシルバー、ブルーシルバー (今回はブルーシルバーを使用) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
貼り付け方法 | 水貼り(中性洗剤を入れた水溶液) |
・Amazonのベストセラー商品
・断熱を謳っており、「結露が軽減した」という口コミあり
・目隠し、遮熱、紫外線カット、複数の機能あり
・大きめサイズのフィルムを探している
・ミラータイプのフィルムを探している
・結露防止以外の効果もほしい
<Amazonの口コミ>
冬の窓からの冷気防止と遮光のために購入しました。
真冬、窓際からの冷気と結露が酷く、寝室が寒々していたのですが、
これを張ってからあまり気にならなくなりました。
結露も少しよくなり、朝方の太陽光もカーテンを閉めなくても大丈夫になりました。
接着は少し難しく、中に空砲ができやすいですが、それほど気にはなりません。
明るさも申し分ありませんでした。
通りに面して人通りがあるため、常時、レースカーテンが必要だった。
とりあえず、1箇所(2枚)。一人でも何とかできます。二人いれば楽。ゴムヘラはあった方が良いです。
保護シートを剥がす時、周りにゴミがないか確認、小さいのが吸い付きます。髪の毛とか。
空気が抜けないのが残りるが、時々、つぶす、移動させたりして少しずつなくした。
貼った後の寸法のカット、ギザギザだったり、切りすぎたり、でも、まあ、外からは見えないし。。
外から見るとガラスが青っぽく見える。これは、なかなか良い雰囲気。
ガラス/シートの近くに白っぽいのがあると外から見えます。
きつめの曇り、夕方の暗めは部屋に明るいのがあるとそれが見えます。
遮熱はありそう、いつもより蒸し風呂感が少ない様な気がした。
晴れの日はカーテン、フルオープンです。遠景、見えて気持ち良いです。
実は、目隠しシートの時に結露で効果があったので期待しているが、
説明書には効果なしと書いてあったが・・・、冬が楽しみ。
【後日、結露】は、説明書の通り効果なし。
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 水溶液(中性洗剤1:水200)
- カッター
- はさみ
- メジャー
- 定規
- スキージー
このフィルムも水溶液を使うので床にタオルを敷いてください。
フィルムのサイズが窓にぴったりではない場合は
貼る前にカットするので印をつけるペン・下敷きになるダンボールなどをご用意ください。
<貼り付け手順>
フィルムに同封の説明書を参考に貼り付けていきます。
水貼りフィルム2種は1枚の窓を半分に分けて貼ります。
1. 窓ガラス、サッシの汚れを拭いて キレイにする
中性洗剤を薄めた水溶液を吹きかけて、窓を拭きます。
小さなホコリやゴミが残ったままフィルムを貼ると、凹凸ができてしまい見た目が悪くなります。
2. 窓ガラスのサイズにフィルムをカットする
フィルムがゴムパッキンにかかると剥がれやすくなるため、ゴムパッキンを含めずにガラスのサイズを測ってフィルムをカットするのが理想です。
しかしミリ単位で正確にカットするのは難しいですよね。
印をつける場合は裏面(剥離フィルム)につけましょう。ペンの跡が目立ってしまいます!
梱包時にフィルムがロールされていたので巻きグセが強く、ハリ感のあるフィルムだったので反対側を夫に押さえてもらいながら測っています。
ちなみに梱包を剥がすとテープでフィルムが留まっており、テープ跡が薄っすらと残ってしまったのが残念…
3. 剥離フィルムを剥がして 窓に貼る
剥離フィルムを剥がしたら内側に水溶液を吹きかけます。
窓にも水溶液をスプレーしておきましょう。
フィルムを貼るときは窓に対して平行に伸ばすと良いです。
貼る位置を定め、剥離フィルムを剥がしながら水溶液を吹きかけながら、窓の下側まで貼っていきます。
夫がフィルムを貼る係、私は水溶液を吹きかける係という感じで役割分担をしながら貼りました。
フィルムが大きいので両手が塞がってしまい、これを全て一人で行うのは相当大変だと思います…
窓へ水溶液をスプレーしておいた方がスムーズだったかもしれません。
4. 再度水溶液を吹きかけて スキージーで水と空気を抜く
フィルムの上から水溶液をたっぷりと吹きかけて、スキージーで撫でるようにフィルムと窓の間の水と空気を抜いてください。
力を入れすぎるとフィルムがズレたり傷がついたりするので注意!
このような感じで、フィルムと窓の間から水が出てきました。
5. はみ出たフィルムをカッターで切り、タオルで水気を拭いたら完成!
スキージーでサッシの上のフィルムを整えてから、定規をあてカッターで余分なフィルムを切ります。
最後にもう一度、スキージーで水や空気を押し出してタオルで水気を拭き取ったら完成です!
遠目から見ると良さそうですが、近くで見ると…
水が拭き切れていなかったりフィルムが斜めにカットされていたり、満足な仕上がりとはいえません。
フィルムの貼り付け時間:約1時間半
・フィルムのカットが面倒、真っ直ぐ切るのが難しい
・巻きグセが強いフィルムは扱いにくい
・一人で、剥離フィルムを剥がしながら水溶液を吹きかけながら貼るのは無理!
すりガラス調の断熱フィルム:DUOFIRE めかくしシート 窓用フィルム
1,740円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス・ペアガラスは熱割れの恐れあり |
サイズ | 60cm×200cm (サイズは他にもあり) |
色 | すりガラス調(乳白色) |
貼り付け期間 | メーカー側で明記していない |
貼り付け方法 | 水貼り(中性洗剤を入れた水溶液) |
ロールされたフィルムの筒の中に、クロス・定規・カッターが入っていました。
・すりガラス調×断熱を謳うフィルムで人気
・「結露に効果があった」という口コミあり
・目隠し、紫外線カット効果あり
・結露でカーテンが濡れるので日中は開けておきたい
・窓ガラスを交換せずに目隠し効果がほしい
<Amazonの口コミ>
慣れれば、掃き出し窓二枚に貼るのに30分かからないレベルの扱いやすさ。
ただ、切る際にシートが少し下がってきたり、ズレたりすることがあるので、
上部をテープなどで固定しておくか、誰かに軽く押さえてもらっておくと安心。
窓枠から数ミリ小さく切れば、シートの縁と窓枠が干渉せず、端が浮いてくることはない。
今までは秋から冬にかけて窓が結露して、床までびちゃびちゃになっていたが、
施行後はほとんど結露しなくなった。
しかも、窓から降りてくるひんやりとした冷気を全く感じなくなった。暖房の効きも良いと思う。夏場も期待。
太陽光を優しく拡散し、部屋全体が明るくなった。目隠しにも最適。
ブラインドよりも重宝するシーンはとても多いと思う。しかも安価。レースカーテンの替わりにもなる。
悪いところは・・・う~~ん・・・今のところ見当たらないかな。あとは耐久力がどれくらいあるかだけ。
貼ってみた様子
<用意したもの>
必要なものは以下です。
- 雑巾
- 水溶液(中性洗剤1:水200)
- カッター
- はさみ
- メジャー
- 定規
- スキージー
フィルムをカットする場合は、ダンボールなどの下敷きとなるもの・ペンをご用意ください。
<貼り付け手順>
同封されていた説明書を参考に貼っていきます。
1. 窓ガラス・サッシの汚れを拭いて キレイにする
先ほどと同様、中性洗剤を薄めた水溶液をかけて窓の拭き掃除を行います。
2. 窓ガラスのサイズにフィルムをカットする
窓のサイズよりも3cm程度大きくカットして、最後にカッターではみ出た部分を処理します。
ペンで印をつけるときは剥離フィルムに書きましょう。
3. 剥離フィルムを剥がして 窓に貼る
KTJのフィルムでの失敗を活かして、先に窓へ水溶液を吹きかけました。
こうした方がバタバタせずスムーズでしたよ!
私が剥離フィルムを剥がして、夫が水溶液を吹きかけていきます。
水溶液をかけたら、フィルムを平行に伸ばしながら貼る位置を決めてください。
窓の上の方は届かなかったので夫にパスしました。
下の方まで貼ると、一人でも水溶液を吹きかけながら作業できます。
4. 再度水溶液を吹きかけて スキージーで水と空気を抜く
フィルムの上から再度水溶液を吹きかけます。
スキージーを使い、水と空気を押し出していきましょう。
真ん中から外側に向かって、撫でるようにして水と空気を抜いてください。
5. はみ出たフィルムをカッターで切り、タオルで水気を拭いたら完成!
定規をあてながら少しはみ出た部分を切り取ります。
付属の定規だと短いため、長めの定規を用意した方が作業しやすいと思います。
フィルムが浮いてしまいました。
最後にスキージーをかけて残っていた空気や水を押し出し、
タオルで水気を拭き取って完成!
やはり窓に貼った後のフィルムカットが難しく、仕上がりがガタガタになりました…
窓ガラスのサイズよりも5mm程度小さめにフィルムを切った方が
貼り付け後のカットの手間が省けて失敗しにくいかもしれませんね。
完了までの時間は短縮できました!
フィルムの貼り付け時間:約45分
・窓に貼った状態でフィルムをカットするのは難しいので、
最初から窓より5mm程度小さく切って貼り付けた方が良かった
・巻きグセがなく、柔らかめのフィルムだと扱いやすかった
・小さいサイズの窓なら一人でもフィルムを貼れそう
【検証結果】3品全て貼ったら「ニトムズの透明フィルム」が1番効果的だった
3種類の結露防止フィルムを全て貼り終えた結果、
1番効果があったのは「ニトムズの透明フィルム」です!
ニトムズ (透明) | KTJ (ミラー) | DUOFIRE (すりガラス) | |
結露防止・断熱効果 | ◯ | × | × |
貼り付けの難易度 | × | × | △ |
仕上がり・見た目 | × | × | ◯ |
KTJのミラーフィルムも貼り付けの難易度が高く、シワや気泡が入ってしまいました。
一方、DUOFIREのすりガラス調フィルムは多少気泡が入っても目立たないため、素人でも扱いやすいですよ。
ただ、結露防止効果はほとんどなかったため、効果を重視するならニトムズの透明フィルムです!
検証した自宅の何も対策していない窓は、気温6℃の雨の日にダラダラ垂れる程度の結露が発生しました。
このくらいひどい結露だと、KTJやDUOFIREのフィルムでは全く効果が感じられませんでした。
しかし、Amazonの口コミを見ると「結露防止に効果があった」という人もいるようなので、もしかすると白く曇る程度の結露なら改善できるのかもしれません。
なお、ニトムズの透明フィルムも、結露を完全に防げたわけではありません。
窓の角のガラス面に少量の結露が発生しています。
サッシはフィルムが貼られていないため、冷えきっており、水滴が垂れていました。
ニトムズの透明フィルムは貼り付けが難しく、今回は一部フィルムを破いてしまっているため内部結露も生じてしまいました。
断熱性能については、結露防止フィルムを貼ったことで少し暖かくなったような気がします。
結露防止フィルムを貼った後の窓と、何も貼っていない窓を触って比較すると何も貼っていない窓の方が若干冷たく感じます。
これは窓の断熱性能が少し高まったことを意味しており、窓が冷えにくい=結露しにくい状態、といえますね。
ニトムズの透明フィルムは二重窓構造になるため熱を伝えにくくする空気層が設けられ、他のフィルムよりも冷気をシャットアウトできていました。
元々二重窓だったので結露しにくいのですが、ここ数年で窓の気密性が低下したのか窓がヒンヤリして薄っすらと結露して曇るのが悩みでした。
しかし、結露防止フィルムを二重窓のガラスに貼ったため相乗効果が生まれ、冷えを感じにくくなりました!
その他、実際に素人が貼ってみて率直に感じたのは
ガラスフィルムを自分で貼り付けるのは労力がかかる上、仕上がりが良くない!
下の写真を見ていただくと おわかりいただけると思います。
細いストライプ柄のレースのカーテンが まだら模様になっています。
実は太陽の光が差すと、フィルムの気泡が影になって上の写真のように見えるのです。
スキージーは100均のものを使ったのですが、窓への密着度を考えると、ホームセンターなどできちんとした道具を買うべきだった、と後悔しました。
拭き掃除に関しても、雑巾と中性洗剤だけでは細かな汚れやホコリが取り切れておらず、スクレーパーがあった方がキレイになったと思います。
本当に残念な仕上がりです。リビングの窓なので非常に目立ちます…
<フィルムを貼り付けた翌朝>
近寄ると水が付いているように見えたり、波打って見えたりします。
透明なフィルムは特に何も変化はありませんでした。
フィルムがピーンと張られた状態なので、ぶつかったりしただけでも破れてしまいそうで若干心配です…
<フィルムを貼り付けた3日後>
目立つ気泡がどんどん増えていっているように感じます。
すりガラス調のフィルムは、下の方にフィルムの間に残っていた水が落ちてきて水疱のようになっていました。
<フィルムを貼り付けた2週間後>
ミラータイプも水分がほとんど抜けましたが、空気が入っていたところは目立ちます。
透明フィルムはたわんでいるところを発見しました。
失敗しても細かなことは気にしない人や、器用な人なら結露防止フィルムを自分で貼るのはアリだと思います。
もし自分で貼るなら事前の窓拭き掃除は入念に行い、きちんとした道具を揃えて二人以上で作業すると良いです!
今回、私が貼ったのはフィルム3枚分で、
1枚貼り付けるだけで45分~1時間半かかりました。
家中の全ての窓に貼るとなれば、時間に余裕のある日でないと無理です。
フィルムのカットなど神経を使う作業も多かったので、終わった後にドッと疲労を感じました。
結露防止効果が抜群に高くて見た目も良いなら大変でも自分でやる価値があると思えますが、私はそう思えなかったですね…
窓ガラスフィルム施工業者への貼り付け費用や事例については、以下の記事で詳しく解説しております。
結露防止フィルムは5~7年で貼り替えが必要
結露防止フィルムは貼るのが難しいこと以外にも、デメリットがいくつかあるのでご紹介します。
・5~7年で貼り替えなければならない
・剥がすのも大変な場合がある
・網入りガラス、ペアガラス、すりガラス、型板ガラスは対応していない
一般的なガラスフィルムの耐用年数は5~7年です。
※今回貼り付けたニトムズの透明なフィルムは半年で貼り替え推奨
フィルムが劣化すると以下のような状態になります。
- 白っぽく濁っている
- 黄色っぽく変色している
- 剥がれてきている
- 波打っている
こうなってしまったフィルムは効果が薄れている上、そのままにしておくと見栄えも悪く、剥がしにくくなります。
1.フィルムの角にマイナスドライバーなどを差し込む
2.中性洗剤を薄めた水溶液をフィルムと窓の間に吹きかける
3.スクレーパーなどを使って固着したフィルムを徐々に剥がしていく
4.フィルムを剥がしたら、窓ガラスに残った糊をキレイに取り除く
※マイナスドライバーやスクレーパーで窓ガラスを傷つけないよう十分ご注意ください。
なお、劣化したガラスフィルム剥がしは業者でも引き受けてくれますが、プロでも苦労する作業なので費用は高くつくことがほとんどです。
剥がしにくくならないよう、耐用年数が過ぎたら速やかに剥がしましょう。
ガラスフィルムを貼る前に必ず、窓ガラスの種類を確認することも忘れないでください!
網入りガラス、ペアガラス、すりガラス、型板ガラスは基本的にガラスフィルムを貼り付けできません。
網入りガラスとペアガラスは熱割れの恐れがあり、すりガラスや型板ガラスのような凹凸のあるガラスは剥がれやすいです。
【比較】結露防止フィルムVS他の結露防止グッズ
自分でできる結露防止対策は、結露防止フィルムの他に以下のような方法が考えられます。
- 結露防止シート
- 結露吸水テープ
- 結露防止スプレー
- 結露取りワイパー
結露吸水テープと結露取りワイパーは、結露で垂れた水滴をキャッチすることが目的なので結露を防げません。
また、結露防止スプレーは水滴を小さくして目立たなくさせたり、結露垂れを軽減したりするものです。
効果重視ならプチプチ、見栄え重視ならフィルム
フィルム | シート | |
効果 | ○ | ◯ |
見た目 | ◯ | × |
手軽さ | × | ○ |
耐久性 | ◯ | △ |
結露防止対策を、効果・見た目・手軽さ・耐久性の4項目で比較してみました。
・とにかく結露防止効果を高めたい
└梱包材のプチプチのような結露防止シート
注意点:見た目が不格好
・効果を高めたいけど見た目もこだわりたい
└気泡が目立たないデザインの結露防止フィルム
注意点:貼り付けが難しい
1巻あたり1,233円(税込)
貼り付け不可のガラス | 網入りガラス、真空ガラス、Low-E複層ガラス、アクリル板などの有機ガラス |
サイズ | 90cm × 180cm、厚さ7mm |
材質 | ポリエチレン |
色 | 透明 |
貼り付け期間 | 1年 |
窓とフィルムの間に空気層ができることで熱が伝わりにくく、窓が冷えにくいので
プチプチシートは結露防止に効果があるといえます。
一方、結露防止フィルムはプチプチシートよりも薄く、空気層がほぼないため断熱性能は低めです。
しかし、今回試したニトムズの透明フィルムは二重窓構造になるため空気層があり、断熱性能が高まったため結露防止効果を発揮したと考えられます。
プチプチシートは不格好で貧相に見える・部屋が暗くなる、という口コミが多いです。
結露防止フィルムなら、すりガラス調などおしゃれなものがあります。
また、プチプチシートはカビが生えることがあるので半年~1年で貼り替えとなりますが、結露防止フィルムにはカビが生えにくく、5~7年維持できるケースもあります。
お悩み・ご希望に合わせて最適な結露防止対策を見つけてください!
結露防止シートも実際に試して効果をレビューしています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
窓用おすすめの結露防止シート・吸水テープを貼った効果は?写真付きレビュー!選び方・貼り方も伝授
【総評】軽度な結露にお悩みで器用な人なら結露防止フィルムでも満足
結露防止フィルム3種を実際に購入して試した結果、素人には貼り付けが難しく、気泡が入ったりして見栄えが悪かったです。
しかし、フィルムを貼り付けると窓が冷えにくくなり、二重窓構造になる透明フィルムだと結露防止効果を感じられました。
白く曇るくらいの軽度な結露にお悩みで 手先の器用な人なら、結露防止フィルムでも満足していただけると思います!
自分でできる結露防止対策で効果があり手軽に実践できるのは、プチプチの結露防止シートです。
またサッシの結露はどの対策グッズでも防止できず、結露吸水テープでカビ予防する方法が最善でしょう。
結露防止スプレーはシュッと吹きかけるだけなので楽ですが、効果が長期間持続しないのでご注意ください。
本気で結露をなくしたいなら、窓ガラス交換や内窓設置が賢い方法
もう結露させたくない、とお考えの方には以下の対策をおすすめします。
- 真空ガラスへの交換
- 内窓(二重窓)の設置
これらはプロの業者へ依頼することになるため、自分で行う結露防止対策より費用がかかってしまいます。
しかし、市販の結露防止対策グッズよりも断熱性能が高く、
真空ガラスであれば外気温-26℃でも結露しません!
効果や費用の詳細はコチラ↓の記事をご覧ください。
業者に依頼する際、気になるのは費用だと思います。
まずは無料でお見積りをしてみませんか?
九州エリアにお住まいの方は、当店で対応可能ですので、ぜひお問い合わせくださいませ。
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