【遮熱ガラスとは】夏の暑さを軽減できる？遮熱効果･断熱ガラスとの違い･交換費用の目安を解説

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遮熱ガラスは、窓から差し込む 太陽の熱を遮断します。

つまり、室内の温度上昇を抑えられる、ということです。

こんなに暑さを軽減できる！

一枚ガラスの方は、サーモカメラで見ると、太陽光が当たった部分が真っ赤になり、表面温度が高いことがわかります。

一方、真空ガラスの方は、太陽が当たった部分が赤くなっておらず、温度の上昇を防ぎました。

こんなに節電･節約できる！

遮熱ガラスで、ジリジリとした室内の暑さを軽減できれば、冷房が すぐに効くようになります。

ということは、冷房効率が上がり、節電･節約効果が期待できるのです！

一例ですが、光熱費を年間で約1～5万円節約したケースがございます。

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遮熱ガラスの中でも、Low-E複層ガラスや真空ガラスなら、1年中 快適な室温をキープできます。

弊社で、複数箇所 まとめて交換いただく場合、特別割引を適用いたします！

実際にかかる交換費用は、無料でお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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遮熱ガラスと内窓（二重窓）を組み合わせて、交換した事例もございます。

内窓にすると、断熱･防音効果もプラスできます！

Low-E複層ガラス、真空ガラスの種類や価格の目安は、以下の記事もご参照ください。

Low-E複層ガラスは窓の断熱も遮熱もできる！ペアガラスとの違いや交換事例･価格を紹介

真空ガラス｢スペーシア｣｢クリアFit｣の断熱･結露防止性能を解説！交換にかかる費用相場はコチラ

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遮熱ガラス交換よりも、施工価格がお安くなる 遮熱フィルム施工も承っております。

遮熱フィルム施工の種類や価格などは、お問い合わせくださいませ。

【遮熱ガラスとは】日射熱を50％以上カットして夏の暑さを軽減するガラス

遮熱ガラスとは、室内に入り込む 日射熱をカットして、夏の暑さを軽減するガラスのことです。

日射熱カット率は50％以上！

一枚ガラスの約2.2倍の遮熱効果があります。

（遮熱ガラスの種類によって、数値は多少異なります）

冷房が効きやすくなるから節電効果あり！

夏に室内が暑くなる原因は、窓から入ってくる日射熱です。

窓から入り込む熱の割合は 家全体の 約73％！

しかし、遮熱ガラスは 窓から入り込む日射熱をカットしてくれるので、室温の上昇を抑えられます。

その結果、冷房が効きやすく、設定温度を急激に上げなくても 室内が涼しくなります。

冷房効率が上がることで、節電･節約効果も期待できるというわけです。

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冬の寒さは遮熱ガラスで防げる？むしろ寒くなる？！

先程、少し触れましたが、遮熱ガラスの中でも Low-E複層ガラスや真空ガラスなら、断熱効果があります。

Low-E複層ガラスと真空ガラスは、ペアガラス（複層ガラス）の一種で、中空層を設けているのが特徴です。

この中空層があるおかげで、外の寒い空気と、暖房であたたかくなった室内の空気が、窓から出入りしにくくなります。

室内の暖かさをキープ（保温）できるため、冬でも快適に過ごせます。

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以下は、それぞれの熱貫流率をまとめた表です。

熱貫流率とは、断熱効果の指標です。

数値が高いほど断熱効果が低く、数値が低いほど断熱効果が高くなります。

一枚ガラス	5.89
Low-E複層ガラス	1.1～1.6
真空ガラス	1.0～1.4

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もちろん、Low-E複層ガラスや真空ガラスは、遮熱効果も十分にあるので、夏は日射熱をカットして、涼しい室内を保てます。

遮熱ガラスの種類

遮熱ガラスは、日射熱を反射するタイプ、日射熱を吸収するタイプ、さらには 断熱効果もあるタイプがございます。

ここでは、遮熱ガラスを種類ごとに 構造や効果を 詳しく解説します。

夏も冬も快適な室温を保てる「Low-E複層ガラス」

Low-E複層ガラス

AGCのサンバランス（アクアグリーン）や、日本板硝子株式会社のペアマルチレイボーグなどが、Low-E複層ガラスに該当します。

2枚のガラスの間に中空層を設け、室外側のガラスにLow-E膜（金属膜）をコーティングしたガラスです。

Low-Eは「ローイー」と読み、「低放射」という意味です。

Low-E膜が、日射熱を反射するので、室温の上昇を防ぎ、冷房が効きやすい状態になります。

また、中空層があることで、室温を外に逃さず、暖かい室温をキープできます。

目隠し･防火･防犯･防音効果をプラスしたタイプもあり

Low-E複層ガラスの、片面のガラスを機能性ガラスに変更すると、目隠しや防犯などの効果をプラスできます。

目隠し効果をプラス

Low-E複層ガラスの片面を、型板ガラス（表面が凸凹したガラス）に変更したタイプです。

型板ガラスだと、姿がハッキリと映らないので、プライバシーを確保したい場所の窓に最適です。

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防火効果をプラス

Low-E複層ガラスの片面を、網入りガラス（ワイヤーを内蔵したガラス）に変更したタイプです。

建築基準法や消防法で定められた 防火地域と準防火地域では、網入りガラスの導入が義務付けられています。

元々、網入りガラスのお家の窓は、防火効果があるガラスにしなければならないので、網入りタイプのLow-E複層ガラスに交換しましょう。

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防犯･台風対策効果をプラス

Low-E複層ガラスの片面を、防犯合わせガラスに変更したタイプです。

防犯合わせガラスは、2枚のガラスの間に特殊フィルムを圧着させたもので、飛散防止･貫通防止効果があります。

ガラスに穴があきにくいため、泥棒がガラスを破って窓から侵入したり、台風の飛来物が窓を貫通して暴風が室内に入り込んだりする心配も少ないです。

さらに、割れたガラスの破片が周囲に散らばりにくく、ケガを防げます。

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防音効果をプラス

Low-E複層ガラスの片面を、防犯合わせガラスに変更し、中空層に「レゾネーター」という防音装置を組み込んだタイプです。

Low-E複層ガラスの遮熱･断熱効果に加え、防犯合わせガラスの防犯･台風対策･紫外線対策効果、レゾネーターによる防音効果が得られます。

なお、防音効果はJIS等級T-3で、騒々しいオフィス内の音（70dB）が、深夜の郊外並（35dB）の音に変化する程度です。

遮熱効果に特化した「熱線反射ガラス･熱線吸収ガラス」

既設の窓が一枚ガラスの場合、遮熱ガラスの厚みに注意しなくてはなりません。

実は、Low-E複層ガラスは最低でも12mm（ガラス3mm＋中空層6mm＋ガラス3mm）なので、一枚ガラス用サッシに収まらないのです。

一枚ガラス用サッシにLow-E複層ガラスを収めるには、アタッチメントが必要になります。

しかし、今からご紹介する「熱線反射ガラス」や「熱線吸収ガラス」は、厚みが5mm～8mmで、一枚ガラス用サッシにも収まります。

熱線反射ガラス

AGCのサンルックスT（シルバー系）、日本板硝子株式会社のレフライトなどが、熱線反射ガラスに該当します。

板ガラスの片面に、金属膜をコーティングしたものです。

金属膜が、日射熱を30～40％遮蔽するので、日射が室内に入りにくく、冷房が効きやすくなります。

さらに、可視光線も反射するので、マジックミラーのような見た目で、昼間の目隠し効果があります。

熱線吸収ガラス

AGC（サンユーログレー）や、日本板硝子株式会社のグリーンペーンなどが、熱線吸収ガラスに該当します。

ガラスの原料に金属を加えて着色したタイプです。

暗色のガラスが、日射を40～60％吸収するので、日射の透過率を抑え、冷房が効きやすい室内になります。

また、ガラスが着色されているので、サングラスのように 太陽のまぶしさを軽減できます。

可視光線も吸収し、昼間に室内が暗いときは、外から見えにくいです。

一枚ガラスでもサッシ交換不要で断熱効果もある「真空ガラス」

真空ガラス

日本板硝子株式会社のスペーシアや、スペーシア クールが、真空ガラスに該当します。

2枚のガラスの間に 真空層を設け、片面のガラスにLow-E膜をコーティングしたタイプです。

通常のペアガラスが、中空層にアルゴンガスや乾燥空気が封入されていますが、それらよりも熱を通しにくい真空にすることで、断熱効果を高めています。

さらに、Low-E膜をコーティングすることで、日射熱を51％カットし、冷房効率が上がります。

その上、真空ガラスの厚みは6.2mmで、一枚ガラス用サッシに収まるので、サッシ交換は不要です。

既設の窓が一枚ガラスで、遮熱効果と断熱効果の両方を高めたい場合は、Low-E複層ガラスより、真空ガラスの方がおすすめです。

遮熱ガラスと断熱ガラスの違いは？効果的な使い分け方

先程、ご紹介したLow-E複層ガラスや真空ガラスは、遮熱ガラスと断熱ガラス、どちらにも該当しますが、

Low-E複層ガラスは、遮熱タイプ（日射遮蔽型）と断熱タイプ（日射取得型）に区別されます。

それぞれ、夏場は 以下のような働きをします。

遮熱 タイプ	室外側に Low-E膜 ↓ 太陽の暖かさを反射 断熱の暖かさを吸収	＜夏＞ 室外側のLow-E膜と中空層のダブルで、 日射熱を遮断するため、抜群の遮熱効果 ＜冬＞ 暖房の暖かさ(遠赤外線)を吸収･反射する 冬の断熱効果も高い
断熱 タイプ	室内側に Low-E膜 ↓ 断熱の暖かさを吸収	＜夏＞ 室内側のLow-E膜だけで日射熱を遮断する 遮熱効果は ほどほど ＜冬＞ 暖房の暖かさ(遠赤外線)を吸収･反射する 冬の断熱効果が高い

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夏の遮熱には、もちろん 断熱タイプより遮熱タイプがおすすめです！

では、冬の断熱には…？

実は、断熱タイプより遮熱タイプの方が、断熱効果が高いのです！

	断熱効果	遮熱効果
遮熱 タイプ	熱貫流率 1.1	遮蔽係数 0.43
断熱 タイプ	熱貫流率 1.2	遮蔽係数 0.61

基本は全ての窓を 遮熱タイプにした方が、遮熱も断熱にも効果があり、1年中メリットを得られます！

ただし、遮熱タイプだと、冬も日射熱をカットしてしまい、日中の陽だまり感は少なくなります。

そのため、冬に日射を多く取り込めるよう、南向きの窓だけに断熱ガラスを使い、他の方角の窓には遮熱ガラスを使う、というケースが多いです。

遮熱ガラスの交換にかかる価格目安

掃き出し窓サイズ （横90cm×縦180cm）	価格の目安 （ガラス代＋工賃）
Low-E複層ガラス	税込5万6,000円～
真空ガラス	税込7～10万円～

上に表記している価格は、あくまでも目安です。

遮熱ガラスのサイズや種類、既設のサッシの状態、出張場所などに応じて、価格が変動します。

遮熱ガラス交換にかかる実際の料金は、お見積りでご提示いたします。

お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせのお電話は、以下のボタンから！

【比較】遮熱ガラスフィルム･シートと遮熱ガラスどっちが良い？

窓の遮熱対策は、遮熱ガラス交換だけではありません。

既設の窓ガラスに遮熱フィルム･シートを貼る方法や、ガラス用の遮熱塗料、サンシェード、すだれなどで対策する方法も考えられます。

遮熱効果だけを重視するなら遮熱ガラスフィルムがおすすめ

マジックミラーフィルムやスモークフィルムといった 遮熱ガラスフィルムは、遮熱ガラスよりも遮熱効果が高い場合があります。

（フィルム･ガラスの種類によって、効果の度合いは変動）

遮熱ガラスフィルム	遮熱ガラス
遮蔽係数 0.26～0.41	遮蔽係数 0.27～0.56

特にマジックミラーフィルムは遮熱効果が高く、日射熱をカットできます。

ただし、マジックミラーフィルムやスモークフィルムは暗色なので、フィルムを貼ることで 室内が薄暗く感じるかもしれません。

また、マジックミラーフィルムは、鏡のように反射し、見た目のギラギラ感が気になる人もいるでしょう。

遮熱ガラスフィルムの種類や施工事例、価格の目安は、以下の記事をご覧ください。

窓の遮熱･遮光フィルム施工事例【3MのNANOシリーズも最安値】施工後の写真･料金の目安を紹介

遮熱も断熱もできて1年中快適なのは遮熱ガラス！

遮熱効果＋断熱効果も求めるなら、遮熱ガラスへの交換がおすすめです。

断熱効果もある遮熱ガラス（Low-E複層ガラスや真空ガラス）の 遮蔽係数は0.43～0.56程度で、

マジックミラーフィルムほど遮熱効果が高くありませんが、スモークフィルムと同じくらいです。

その上、熱貫流率は遮熱ガラスフィルムの約5倍！冬の断熱効果も期待できます。

（フィルム･ガラスの種類によって、効果の度合いは変動）

遮熱ガラスフィルム	遮熱ガラス
熱貫流率 4.3～5.8	熱貫流率 1～5.9

遮熱ガラス交換･遮熱ガラスフィルム施工どちらも承ります！

「Low-E複層ガラス」「真空ガラス」なら、夏の遮熱効果に加えて、冬の断熱効果も期待できます。

夏は日射熱をカットし、冬は室内の暖かい空気を逃さないので、冷暖房効率がアップ！

その結果、年間の光熱費を約1～5万円節約できたケースもあります。

弊社で、複数箇所の窓をまとめてガラス交換いただくと、特別割引が適用されます。

無料のお見積りで、実際の料金をお確かめくださいませ。

お見積り･ご相談だけでもOK！お問い合わせ お待ちしております。

遮熱以外のお悩みも、窓ガラスで解決できます。

結露防止や防犯、防音に効くガラスについては、以下の記事をご参照ください。

窓ガラスの交換を福岡 佐賀で最安値宣言！窓のリフォーム相談無料。断熱・結露防止・遮熱・防犯・台風対策・防音などプロがお悩みを解消します

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