この記事では
- 鏡のサビの原因
- 鏡のサビの対処法
- 防湿鏡をおすすめする理由
- 鏡と壁の隙間の黒カビの取り方
- 鏡のサビの予防策
などを紹介しています。
プロが鏡のサビについてわかりやすく解説します!
浴室鏡や洗面鏡に 黒いカビのような汚れはありませんか?
実はこれ…カビではなく、鏡のサビなんです!
鏡業界では「シケ」と呼ばれています。
このように悩んでいる方も、たくさんいらっしゃるでしょう。
単刀直入に申しますと…
鏡のサビの落とし方は存在しません!
錆びた鏡はキレイな状態に戻せず、サビが進行するだけです。
ずっと汚いままの鏡を使い続けるのは嫌ですよね…
見栄えを重視したい・長持ちさせたいなら防湿鏡への交換がおすすめです。
サビとウロコ汚れ(水垢)で濁った鏡が…
鏡を交換すればあっという間にキレイになります!
防錆(防湿)加工を施した「防湿鏡」は相場だと3〜5万円程度ですが
弊社では防湿鏡を22,000円~ご提供いたします。
お風呂場や洗面所の鏡が見えづらくてお困りの方!まずは私達にご相談ください。
【結論】鏡のサビは自力で落とせない!
「鏡に付いたサビが落ちない…」とご相談いただくことがございますが、残念ながら…
鏡のサビを落とすことはできません。
サビは鏡の内部で生じているため、鏡の表面をいくらキレイに磨いても落とせないのです。
鏡交換をするか、鏡のサビ隠ししか解決方法がないんです!
お住まいやサビの状況に応じて、鏡交換かサビ隠しか選択しましょう。
戸建住宅にお住まいの方
└完全防湿鏡への交換なら長持ちするから1番おすすめ!
└小さいサビならミラーシールで隠してもOK
賃貸マンション・アパートにお住まいの方
└ミラーシールで隠す方法がお手軽でおすすめ!
└ひどいサビは大家さんに相談すれば費用負担してくれる可能性あり
長い目で見た時にコスパがいいですよ。
浴室鏡の交換事例や費用を知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
黒カビと思っているのは鏡のサビである可能性が高い
鏡の表面に付着した黒い斑点やシミ。
黒カビだと思い込んで、カビキラーやカビハイターなどのカビ取り剤を使っていませんか?
実はその汚れ…サビである可能性が高いんです!
5~10年以上使っている鏡には、上の写真のようなサビが生じているケースが多いです。
カビ取り剤を使ってもこのサビは落とせません。
むしろサビが悪化するだけでしょう。
ちなみにウロコ汚れ(水垢)もカビキラーではなかなか落ちません。
水垢は水道水のミネラルが固着した アルカリ性の汚れです。
アルカリ性の汚れには酸性洗剤が効きます!
アルカリ性のウロコ汚れには効果がないんです。
ウロコ取りにおすすめの洗剤やスポンジは以下の記事で紹介しているので、お悩みの方はこちらをご覧ください。
お風呂場・浴室鏡に付くウロコ(水垢)の取り方!鏡業者がおすすめする最強の方法はコレだ
浴室・洗面台鏡が錆びる原因とは
サビは鏡の内部で生じているのですが、どこからどのように錆びるのでしょうか?
ここでは浴室・洗面台鏡が錆びる原因をわかりやすく解説します。
鏡のフチ・裏面から水分や湿気が入り込み、鏡内部の銅膜・銀膜がサビる
まずは鏡の断面図をご覧ください。
ガラス・銀膜・銅膜・塗料の順で重なったものが1枚の鏡となります。
ガラスの裏面に薄い金属膜(銀膜・銅膜)を吹き付けることで、光が反射して姿が映るという仕組みです。
銀膜・銅膜の腐食=鏡のサビです。
ではなぜ銀膜と銅膜が腐食してしまうのでしょうか?
それは鏡のフチと裏面から水分や湿気が入り込んでしまうからです。
通常ミラーはフチに何もコーティングがされておらず、裏面は塗料が塗ってあるだけです。
塗料は石鹸や洗剤、皮脂(油汚れ)が付着すると、劣化して剥がれやすくなります。
コーティングがない・塗料が剥がれている=銀膜と銅膜がむき出しの状態で錆びやすい、というのは当然ですよね?
鏡のフチにサビが生じる他、鏡の中心部に黒い斑点状のサビが現れることもあります。
これは裏面の塗料が部分的に剥がれてしまい、そこから銀膜・銅膜が錆びたものと考えられます。
水分や湿気の多い浴室や洗面所の鏡には防錆(防湿)加工を施していることがほとんどですが
防湿鏡も経年劣化により、防湿コーティングが剥がれると錆びやすくなります。
10年以上使っていてサビがあるなら買い替え時ですね!
「鏡の下側少しだけがサビている」という方におすすめの方法はミラーシール
サビの範囲が小さいなら「サビ隠し」がおすすめです。
- フィルムミラー(ミラーシール)
- カッティングシート
- デコレーションシート
などをカットして錆びた部分に貼れば隠せますよ!
大容量で安さ重視ならコチラのミラーシールがおすすめです。
カッターでカットして使うならコチラのミラーシールがおすすめです。
フィルムミラーを鏡全面に貼るのも良いかもしれませんが、貼る際に気泡が入ったり僅かな傷が付くだけで歪んで見えたりすることがあります。
絶対にやってはいけない鏡のサビ落とし
何度もお伝えしている通り、鏡のサビを落とす方法はありません!
しかし、ついついこんな行動をしていませんか?
・カビキラーやカビハイターなどのカビ取り剤を使う
・サンポールなどの強酸性洗剤を使う
・鏡を強く擦る、研磨する
刺激の強い洗剤を使ってサビ落としをすれば、こんなひどい状態になるかもしれないのです。
上の写真はサンポールに鏡を浸した実験の結果です。
鏡のフチや裏面から薬剤が入り込んで銀膜・銅膜を腐食させてしまいます。
ちなみに「白髪染めやヘアカラーが洗面台の鏡に付いて取れないならカビキラーを使うといい」というのは嘘です!
確かにカラー剤は取れるかもしれませんが、カビキラーの成分が銀膜・銅膜を腐食させます。
中性洗剤・スポンジでやさしく落としましょう。
もし鏡を交換するなら浴室でも洗面台でも「防湿鏡」がおすすめ
水気や湿気の多い浴室や洗面台には、防錆(防湿)加工を施した「防湿鏡」をおすすめします!
ただし防錆(防湿)加工は種類があるので取り付け依頼する前によくご確認ください。
簡易防湿鏡
簡易防湿鏡は鏡のフチに防湿コーティング(エッジコート加工)を施してあります。
通常ミラーだと鏡のフチはむき出しの状態ですが、エッジコート加工をすることでフチが保護されて水気や湿気が鏡内部に入り込みにくくなります。
完全防湿鏡
完全防湿鏡は鏡のフチと裏面に防湿コーティングを施してあります。
裏面の塗料が剥げないよう保護してあるのでエッジコート加工よりも防錆効果が高いです。
浴室鏡は完全防湿鏡、洗面鏡は簡易防湿鏡が主流です。
浴室鏡は壁から3~5mmの隙間を設けて設置する場合があり、裏面の塗料にシャンプーやボディソープ、掃除用洗剤などが付着するため、絶対に完全防湿鏡がおすすめです。
一方 洗面鏡は浴室ほど水が飛んだり洗剤が付いたりすることはなく、簡易防湿鏡で十分という業者もいるでしょう。
しかし…
浴室鏡も完全防湿鏡にした方が鏡交換の頻度が減り、長い目で見てコスパが良いです!
20年以上防錆効果を実感できたというケースもあります。
なお完全防湿鏡の費用相場は縦50cm×横40cmの3万円~ですが
よろずリフォームは22,000円~で完全防湿鏡に交換いたします!
簡易防湿鏡から完全防湿鏡にアップグレードして、キレイな状態をキープしましょう。
実際に完全防湿鏡へ交換したお客様の口コミや費用の詳細はコチラで紹介しております。
玄関の姿見鏡なども防湿コーティングをご希望されるお客様が多いですよ。
浴室鏡と壁の隙間のカビを落とす方法・注意点
鏡の裏面と壁の隙間に黒カビが生えて困っていませんか?
4点止め金具で取り付けてある浴室鏡は、壁の間に3~5mmの隙間が空いていることがほとんどです。
この隙間に黒カビが生えてしまい、ひどい時にはシャワーをかけるとワカメのようなピロピロしたものが流れ出てきます。
まず浴室鏡を外せるかどうか確認してください。
4点止め金具をスライドすると簡単に外せますが、
(※スライドした時に鏡が落下するかもしれないのでご注意ください)
鏡の裏にボンドや両面テープが付いているなら外せません。
その場合は自分で掃除せず、専門のハウスクリーニング業者に依頼した方が安心です。
浴室鏡が外れたら、カビキラーなどお風呂場用の洗剤を使って壁を洗い流しましょう。
この時 注意していただきたいのは、鏡の裏面にカビ取り剤を使わないこと!
鏡の裏面の塗料が剥がれてしまうのでスポンジでゴシゴシ擦るのもNGです。
今のサビをそれ以上拡大させないメンテナンス方法
サビは落とせないので鏡交換をおすすめしますが、今すぐ対処するのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
そこで、すでに生えているサビをこれ以上進行させないための予防策をご紹介します。
・スクイージーなどで鏡の水滴を取り除く
・浴室を乾燥させる
・強酸性、強アルカリ性の洗剤を使わない
・ウロコ汚れ(水垢)を溜め込まない
・鏡をゴシゴシ擦らない
水気や湿気はサビの原因なので、とにかく乾燥させることが重要です!
鏡にウロコ汚れがあると水滴が残りやすくなるので、鏡の表面をキレイにすると効果的です。
また鏡掃除の際は裏面の塗料が剥がれないように注意しましょう。
ウロコ取りの方法・おすすめの洗剤はコチラをご覧ください。
やはり鏡交換するしか解決方法がないので弊社にご相談ください!
よろずリフォームは【業界最安値】で完全防湿鏡への交換を承ります。
福岡県福岡市マンションの浴室鏡交換
浴室鏡の交換前
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2万2,000円(税込)
お電話・LINE・メールで無料お見積もりを承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!